【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年10月〜12月期のJR湖西線 (安曇川駅~大津京駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -24.7%( -7.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 25 件(1年前(2019年)に比べて +92.3%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 19.1年から +28.5 %増)。平均専有面積は 69.2 ㎡ (昨年 73.5 ㎡から -5.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。志賀駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは大津京駅で昨年に比べ -19.6 %、単価は 31.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(志賀駅)は -6.8 %(単価 -0.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大津京駅)は -19.6 %(単価 -7.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 15.4 % → 2020年 16.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.1 年 → 2020年 24.5 年、+28.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.8 分 → 2020年 12.5 分、+28.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 53.8 % → 2020年 73.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -19.6%( -7.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +37.5%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -6.8%( -0.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR湖西線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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安曇川駅 | - | - | - |
近江舞子駅 | - | - | - |
比良駅 | - | - | - |
志賀駅 | 8.8万/㎡ (0年/40.0㎡) | 9.4万/㎡ (25.8年/47.5㎡) | 9.8万/㎡ (25.3年/47.5㎡) |
蓬莱駅 | - | - | - |
和邇駅 | - | - | - |
小野駅 | - | - | - |
堅田駅 | 17.9万/㎡ (28.6年/70.0㎡) | 21.8万/㎡ (27.4年/70.0㎡) | 18.4万/㎡ (25.8年/70.0㎡) |
おごと温泉駅 | 17.1万/㎡ (30.8年/80.0㎡) | - | - |
比叡山坂本駅 | - | - | - |
唐崎駅 | 10.9万/㎡ (39.8年/85.0㎡) | - | - |
大津京駅 | 31.6万/㎡ (18.1年/68.2㎡) | 39.3万/㎡ (14.3年/81.2㎡) | 28.7万/㎡ (14.6年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
志賀駅 8.8 万/㎡(昨年同期比 -6.8 %)
志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -6.8%( -0.6万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から -15.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 13.0 分 → 2020年 20.0 分、+53.8 %と大きく増加)
大津京駅 31.6 万/㎡(昨年同期比 -19.6 %)
大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -19.6%( -7.7万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +37.5%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.1年(昨年 14.3年から +26.9 %増)。平均専有面積は 68.2 ㎡ (昨年 81.2 ㎡から -16.1 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.3 年 → 2020年 18.1 年、+26.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.1 分 → 2020年 12.4 分、+22.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 44.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示