【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年10月〜12月期のJR湖西線 (安曇川駅～大津京駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +25.6％( +6.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2018年)に比べて -18.8％( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.1年(昨年 18.0年から +5.9 ％増)。平均専有面積は 73.5 ㎡ (昨年 67.2 ㎡から +9.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大津京駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大津京駅で昨年に比べ +37.0 ％、単価は 39.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(大津京駅)は +37.0 ％(単価 +10.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(志賀駅)は -4.5 ％(単価 -0.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 11.8 分 → 2019年 9.8 分、-17.3 ％と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 53.8 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +37.0％( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2018年)に比べて -27.3％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -4.5％( -0.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR湖西線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 安曇川駅 | - | - | - |
| 近江舞子駅 | - | - | - |
| 比良駅 | - | - | - |
| 志賀駅 | 9.4万/㎡ (25.8年/47.5㎡) | 9.8万/㎡ (25.3年/47.5㎡) | 11.2万/㎡ (23.8年/25.0㎡) |
| 蓬莱駅 | - | - | - |
| 和邇駅 | - | - | - |
| 小野駅 | - | - | - |
| 堅田駅 | 21.8万/㎡ (27.4年/70.0㎡) | 18.4万/㎡ (25.8年/70.0㎡) | 19.9万/㎡ (27.8年/76.0㎡) |
| おごと温泉駅 | - | - | - |
| 比叡山坂本駅 | - | - | - |
| 唐崎駅 | - | - | 16.2万/㎡ (26.4年/65.0㎡) |
| 大津京駅 | 39.3万/㎡ (14.3年/81.2㎡) | 28.7万/㎡ (14.6年/70.0㎡) | 32.9万/㎡ (13.4年/72.2㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大津京駅 39.3 万/㎡(昨年同期比 +37.0 ％)
大津京駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて +37.0％( +10.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2018年)に比べて -27.3％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.3年(昨年 14.6年から -2.2 ％減)。平均専有面積は 81.2 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +16.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 11.9 分 → 2019年 10.1 分、-15.0 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 27.3 ％ → 2019年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 ％ → 2019年 12.5 ％)
志賀駅 9.4 万/㎡(昨年同期比 -4.5 ％)
志賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2018年)に比べて -4.5％( -0.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 25.8年(昨年 25.3年から +2.0 ％増)。平均専有面積は 47.5 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.5 分 → 2019年 13.0 分、-21.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示