北陸新幹線 沿線の中古マンション相場トレンド

2024年7月〜9月期の北陸新幹線 (上野駅～東京駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は120万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +15.5％( +16.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて +21.4％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.4年(昨年 20.4年から -10.0 ％減)。平均専有面積は 42.9 ㎡ (昨年 36.1 ㎡から +19.0 ％増)。

近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。上野駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは上野駅で昨年に比べ +12.7 ％、単価は 117 万円/㎡となった。

上位 1 駅(上野駅)は +12.7 ％(単価 +13.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上野駅)は +12.7 ％(単価 +13.2 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

• 平均築年数が減少(2023年 20.4 年 → 2024年 18.4 年、-10.0 ％と減少)
• 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 5.9 ％)

価格下落要因

• 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.6 分 → 2024年 6.1 分、+30.5 ％と大きく増加)
• 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.4 ％ → 2024年 35.3 ％)
• 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 5.9 ％)