
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年1月〜3月期の京王高尾線 (北野駅~高尾山口駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -26.1%( -7.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて +5.6%( +1件/㎡)と堅調に推移しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 23.0年から +27.0 %増)。平均専有面積は 63.4 ㎡ (昨年 71.4 ㎡から -11.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。北野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北野駅で昨年に比べ +57.3 %、単価は 53.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(北野駅)は +57.3 %(単価 +19.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(高尾駅)は -41.2 %(単価 -12.9 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 23.0 年 → 2019年 29.2 年、+27.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.6 % → 2019年 47.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +57.3%( +19.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -27.3%( -6.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
京王高尾線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
北野駅 | 53.3万/㎡ (22.0年/60.0㎡) | 33.9万/㎡ (16.0年/75.0㎡) | 29.3万/㎡ (24.7年/67.9㎡) |
京王片倉駅 | - | - | - |
山田駅 | 16.8万/㎡ (34.3年/53.8㎡) | 23.2万/㎡ (26.0年/95.0㎡) | 19.1万/㎡ (32.5年/65.0㎡) |
めじろ台駅 | 20.6万/㎡ (18.0年/66.2㎡) | 29.6万/㎡ (16.7年/72.5㎡) | 21.9万/㎡ (23.3年/67.5㎡) |
狭間駅 | 22.1万/㎡ (32.2年/64.2㎡) | 24.7万/㎡ (34.0年/61.7㎡) | 23.1万/㎡ (29.4年/56.7㎡) |
高尾駅 | 18.4万/㎡ (32.8年/70.0㎡) | 31.2万/㎡ (15.0年/80.0㎡) | 22.3万/㎡ (20.2年/70.0㎡) |
高尾山口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
北野駅 53.3 万/㎡(昨年同期比 +57.3 %)
北野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +57.3%( +19.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.0年(昨年 16.0年から +37.5 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -20.0 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 16.0 年 → 2019年 22.0 年、+37.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.0 分 → 2019年 11.0 分、+57.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 100.0 %)
高尾駅 18.4 万/㎡(昨年同期比 -41.2 %)
高尾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -41.2%( -12.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.8年(昨年 15.0年から +118.3 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -12.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 19.0 分 → 2019年 11.8 分、-38.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 15.0 年 → 2019年 32.8 年、+118.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示