物件種別
対象路線
調査期間
中古マンション
2021年
2021年1月12月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

中古マンション相場の概況

2021年1月〜12月期の東京モノレール羽田線 (天王洲アイル駅天空橋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は86.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +10.8%( +8.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 125 件(1年前(2020年)に比べて +171.7%( +79件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.9年(昨年 17.5年から +2.1 %増)。平均専有面積は 68.6 ㎡ (昨年 65.4 ㎡から +4.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。天王洲アイル駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天王洲アイル駅で昨年に比べ +13.8 %、単価は 109 万円/㎡となった。

上位 1 駅(天王洲アイル駅)は +13.8 %(単価 +13.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(昭和島駅)は -26.6 %(単価 -23.0 万円/㎡)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 32.6 % → 2021年 27.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 17.4 % → 2021年 20.8 %)

駅ごとの中古マンション相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった天王洲アイル駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は109万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +13.8%( +13.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 66 件(1年前(2020年)に比べて +266.7%( +48件/㎡)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった天空橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -16.7%( -10.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。

東京モノレール羽田線(沿線・駅ごとの中古マンションについて)
東京モノレール羽田線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
天王洲アイル駅109万/㎡
(12.6年/67.7㎡)
95.6万/㎡
(11.4年/63.6㎡)
102万/㎡
(14.1年/45.9㎡)
大井競馬場前駅61.6万/㎡
(26.0年/71.6㎡)
66.2万/㎡
(21.7年/69.2㎡)
62.8万/㎡
(21.6年/66.8㎡)
昭和島駅63.6万/㎡
(13.4年/59.4㎡)
86.7万/㎡
(14.8年/15.0㎡)
-
天空橋駅50.0万/㎡
(22.4年/65.0㎡)
60.0万/㎡
(21.5年/50.0㎡)
38.0万/㎡
(20.8年/50.0㎡)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。

価格変動が大きかった駅について

天王洲アイル駅108.8 万/㎡(昨年同期比 +13.8 %)

天王洲アイル駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は109万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +13.8%( +13.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 66 件(1年前(2020年)に比べて +266.7%( +48件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.6年(昨年 11.4年から +10.3 %増)。平均専有面積は 67.7 ㎡ (昨年 63.6 ㎡から +6.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 5.6 % → 2021年 37.9 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 11.4 年 → 2021年 12.6 年、+10.3 %と増加)

昭和島駅63.6 万/㎡(昨年同期比 -26.6 %)

昭和島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は63.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -26.6%( -23.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +700.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 13.4年(昨年 14.8年から -9.1 %減)。平均専有面積は 59.4 ㎡ (昨年 15.0 ㎡から +295.8 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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