【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期の近鉄名古屋線 (近鉄名古屋駅~近鉄弥富駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +25.8%( +4.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて +275.0%( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.7年(昨年 29.5年から -16.5 %減)。平均専有面積は 76.0 ㎡ (昨年 73.8 ㎡から +3.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。伏屋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは富吉駅で昨年に比べ +497.5 %、単価は 14.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(富吉駅)は +497.5 %(単価 +12.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(伏屋駅)は +66.5 %(単価 +11.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.5 年 → 2021年 24.7 年、-16.5 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.5 分 → 2021年 6.1 分、-41.6 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 13.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 53.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった伏屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +66.5%( +11.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった富吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +497.5%( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
近鉄名古屋線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
近鉄名古屋駅 | - | - | - |
米野駅 | - | - | - |
黄金駅 | 15.7万/㎡ (26.5年/70.0㎡) | - | 30.8万/㎡ (0年/65.0㎡) |
烏森駅 | 30.8万/㎡ (27.0年/42.5㎡) | - | - |
近鉄八田駅 | - | 28.2万/㎡ (19.5年/85.0㎡) | - |
伏屋駅 | 29.5万/㎡ (12.5年/77.5㎡) | 17.7万/㎡ (25.5年/70.0㎡) | - |
戸田駅 | - | - | - |
近鉄蟹江駅 | 19.1万/㎡ (18.9年/100㎡) | - | 25.5万/㎡ (0年/80.0㎡) |
富吉駅 | 14.5万/㎡ (37.2年/68.3㎡) | 2.4万/㎡ (43.5年/70.0㎡) | 15.2万/㎡ (0年/67.5㎡) |
佐古木駅 | 12.1万/㎡ (28.5年/75.0㎡) | - | - |
近鉄弥富駅 | 25.2万/㎡ (19.5年/87.5㎡) | - | 22.7万/㎡ (21.5年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
富吉駅 14.5 万/㎡(昨年同期比 +497.5 %)
富吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +497.5%( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 37.2年(昨年 43.5年から -14.6 %減)。平均専有面積は 68.3 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -2.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 43.5 年 → 2021年 37.2 年、-14.6 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 2.0 分 → 2021年 2.3 分、+16.7 %と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)
伏屋駅 29.5 万/㎡(昨年同期比 +66.5 %)
伏屋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +66.5%( +11.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 12.5年(昨年 25.5年から -51.0 %減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +10.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 25.5 年 → 2021年 12.5 年、-51.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.0 分 → 2021年 5.5 分、-63.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示