【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期の近鉄名古屋線 (近鉄名古屋駅～近鉄弥富駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -28.0％( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.6年(昨年 16.0年から +47.5 ％増)。平均専有面積は 71.5 ㎡ (昨年 76.0 ㎡から -5.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。黄金駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは黄金駅で昨年に比べ +23.7 ％、単価は 36.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(黄金駅)は +23.7 ％(単価 +6.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(富吉駅)は -55.0 ％(単価 -11.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.6 分 → 2021年 7.4 分、-22.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 ％ → 2021年 44.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.0 年 → 2021年 23.6 年、+47.5 ％と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった黄金駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +23.7％( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった富吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -55.0％( -11.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 近鉄名古屋線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 近鉄名古屋駅 | - | - | - |
| 米野駅 | - | 47.7万/㎡ (18.0年/65.0㎡) | - |
| 黄金駅 | 36.2万/㎡ (15.0年/77.5㎡) | 29.2万/㎡ (19.0年/65.0㎡) | 28.1万/㎡ (30.0年/80.0㎡) |
| 烏森駅 | 14.7万/㎡ (31.0年/15.0㎡) | - | 23.3万/㎡ (31.5年/37.5㎡) |
| 近鉄八田駅 | - | - | - |
| 伏屋駅 | 14.5万/㎡ (21.5年/82.5㎡) | - | 21.4万/㎡ (0年/70.0㎡) |
| 戸田駅 | - | - | - |
| 近鉄蟹江駅 | 16.0万/㎡ (30.0年/75.0㎡) | 17.6万/㎡ (11.0年/87.5㎡) | 21.5万/㎡ (0年/75.0㎡) |
| 富吉駅 | 9.6万/㎡ (45.0年/50.0㎡) | 21.3万/㎡ (0年/75.0㎡) | 12.0万/㎡ (43.0年/61.0㎡) |
| 佐古木駅 | 17.5万/㎡ (18.0年/80.0㎡) | - | - |
| 近鉄弥富駅 | 16.7万/㎡ (19.5年/87.5㎡) | - | 18.5万/㎡ (25.0年/65.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
黄金駅 36.2 万/㎡(昨年同期比 +23.7 ％)
黄金駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +23.7％( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 19.0年から -21.1 ％減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +19.2 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 19.0 年 → 2021年 15.0 年、-21.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 6.0 分 → 2021年 5.0 分、-16.7 ％と減少)
富吉駅 9.6 万/㎡(昨年同期比 -55.0 ％)
富吉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -55.0％( -11.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -33.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 4.0 分 → 2021年 1.0 分、-75.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示