
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜9月期の名鉄尾西線 (弥富駅~玉ノ井駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +86.6%( +17.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 70 件(1年前(2023年)に比べて -16.7%( -14件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 21.6年(昨年 29.0年から -25.4 %減)。平均専有面積は 60.9 ㎡ (昨年 74.5 ㎡から -18.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。西一宮駅、奥町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日比野駅で昨年に比べ +108.2 %、単価は 60.3 万円/㎡となった。
上位 2 駅(日比野駅、西一宮駅)は +78.9 %(単価 +20.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(渕高駅、津島駅)は -27.1 %(単価 -3.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 29.0 年 → 2024年 21.6 年、-25.4 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.4 % → 2024年 27.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.3 % → 2024年 34.8 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 10.7 % → 2024年 7.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日比野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は60.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +108.2%( +31.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて +57.1%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった渕高駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -39.6%( -4.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
名鉄尾西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
弥富駅 | - | - | - |
佐屋駅 | 11.4万/㎡ (25.1年/95.0㎡) | 10.9万/㎡ (24.3年/110㎡) | 15.8万/㎡ (23.4年/91.7㎡) |
日比野駅 | 60.3万/㎡ (15.0年/41.8㎡) | 29.0万/㎡ (27.6年/73.1㎡) | 25.8万/㎡ (28.5年/69.4㎡) |
津島駅 | 11.9万/㎡ (33.9年/75.0㎡) | 14.0万/㎡ (30.0年/73.9㎡) | 16.4万/㎡ (30.2年/82.3㎡) |
町方駅 | - | - | 15.4万/㎡ (32.3年/86.7㎡) |
渕高駅 | 6.9万/㎡ (29.5年/85.0㎡) | 11.5万/㎡ (28.3年/77.5㎡) | 8.6万/㎡ (27.8年/80.0㎡) |
丸渕駅 | 9.4万/㎡ (29.3年/80.0㎡) | - | 8.8万/㎡ (27.8年/85.0㎡) |
森上駅 | - | - | 8.8万/㎡ (36.5年/70.0㎡) |
山崎駅 | - | - | - |
萩原駅 | 13.3万/㎡ (42.3年/75.0㎡) | - | 16.5万/㎡ (40.0年/85.0㎡) |
二子駅 | 12.0万/㎡ (32.0年/75.0㎡) | 10.7万/㎡ (30.7年/80.0㎡) | 16.1万/㎡ (29.6年/72.5㎡) |
観音寺駅 | - | 11.2万/㎡ (44.4年/70.0㎡) | 15.1万/㎡ (38.8年/75.0㎡) |
名鉄一宮駅 | 21.9万/㎡ (25.0年/78.6㎡) | 24.3万/㎡ (24.4年/76.4㎡) | 21.9万/㎡ (24.9年/82.8㎡) |
西一宮駅 | 28.0万/㎡ (23.5年/76.7㎡) | 18.7万/㎡ (32.3年/70.5㎡) | 17.4万/㎡ (29.4年/74.1㎡) |
開明駅 | 13.8万/㎡ (29.3年/65.0㎡) | - | 14.7万/㎡ (23.5年/75.0㎡) |
奥町駅 | 15.6万/㎡ (27.6年/73.6㎡) | 12.4万/㎡ (29.1年/74.3㎡) | 16.6万/㎡ (23.3年/78.8㎡) |
玉ノ井駅 | - | - | 13.3万/㎡ (25.6年/87.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
日比野駅 60.3 万/㎡(昨年同期比 +108.2 %)
日比野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は60.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +108.2%( +31.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 33 件(1年前(2023年)に比べて +57.1%( +12件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 27.6年から -45.7 %減)。平均専有面積は 41.8 ㎡ (昨年 73.1 ㎡から -42.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 27.6 年 → 2024年 15.0 年、-45.7 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.8 % → 2024年 57.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 % → 2024年 9.1 %)
西一宮駅 28.0 万/㎡(昨年同期比 +49.6 %)
西一宮駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +49.6%( +9.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.5年(昨年 32.3年から -27.2 %減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 70.5 ㎡から +8.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 32.3 年 → 2024年 23.5 年、-27.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.8 分 → 2024年 9.8 分、+26.1 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 16.7 %)
渕高駅 6.9 万/㎡(昨年同期比 -39.6 %)
渕高駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -39.6%( -4.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.5年(昨年 28.3年から +4.4 %増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +9.7 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
津島駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -14.7 %)
津島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -14.7%( -2.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -64.3%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.9年(昨年 30.0年から +13.1 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 73.9 ㎡から +1.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 11.9 分 → 2024年 9.6 分、-19.5 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 15.4 % → 2024年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 30.0 年 → 2024年 33.9 年、+13.1 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 7.7 % → 2024年 20.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示