【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜3月期の名古屋市上飯田線 (上飯田駅～平安通駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +34.5％( +7.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(１年前(2021年)に比べて +26.7％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.2年(昨年 26.8年から -20.9 ％減)。平均専有面積は 75.3 ㎡ (昨年 76.0 ㎡から -1.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。
上位 1 駅(平安通駅)は +136.1 ％(単価 +19.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上飯田駅)は +4.4 ％(単価 +1.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 26.8 年 → 2022年 21.2 年、-20.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.7 分 → 2022年 5.2 分、-32.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 26.7 ％ → 2022年 5.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 ％ → 2022年 68.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平安通駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +136.1％( +19.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて +60.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上飯田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +4.4％( +1.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +10.0％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
| 名古屋市上飯田線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上飯田駅 | 28.2万/㎡ (21.0年/75.0㎡) | 27.0万/㎡ (18.3年/83.0㎡) | 23.2万/㎡ (29.0年/73.3㎡) |
| 平安通駅 | 34.1万/㎡ (21.4年/75.6㎡) | 14.4万/㎡ (43.6年/62.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
平安通駅 34.1 万/㎡(昨年同期比 +136.1 ％)
平安通駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +136.1％( +19.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて +60.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.4年(昨年 43.6年から -51.0 ％減)。平均専有面積は 75.6 ㎡ (昨年 62.0 ㎡から +22.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 43.6 年 → 2022年 21.4 年、-51.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 ％ → 2022年 62.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.4 分 → 2022年 5.2 分、+54.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 ％ → 2022年 62.5 ％)
上飯田駅 28.2 万/㎡(昨年同期比 +4.4 ％)
上飯田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +4.4％( +1.2万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて +10.0％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 21.0年(昨年 18.3年から +14.7 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 83.0 ㎡から -9.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 9.9 分 → 2022年 5.2 分、-47.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 9.1 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 18.3 年 → 2022年 21.0 年、+14.7 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 ％ → 2022年 72.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示