
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期のJR予讃線 (川之江駅~八幡浜駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +78.3%( +9.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.5年(昨年 24.8年から -17.2 %減)。平均専有面積は 56.9 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から -15.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。新居浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは今治駅で昨年に比べ +158.7 %、単価は 32.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(今治駅)は +158.7 %(単価 +20.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新居浜駅)は +58.4 %(単価 +4.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 24.8 年 → 2020年 20.5 年、-17.2 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.6 分 → 2020年 16.8 分、-29.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 25.0 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった今治駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +158.7%( +20.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新居浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +58.4%( +4.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
JR予讃線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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川之江駅 | - | - | - |
伊予三島駅 | - | - | - |
多喜浜駅 | - | - | 4.0万/㎡ (33.3年/50.0㎡) |
新居浜駅 | 11.2万/㎡ (35.3年/53.3㎡) | 7.1万/㎡ (36.8年/58.3㎡) | 9.9万/㎡ (29.8年/55.0㎡) |
中萩駅 | - | - | - |
伊予西条駅 | - | 17.6万/㎡ (5.3年/77.5㎡) | - |
伊予三芳駅 | - | - | - |
今治駅 | 32.9万/㎡ (7.0年/68.8㎡) | 12.7万/㎡ (23.8年/70.0㎡) | - |
堀江駅 | - | - | - |
伊予和気駅 | - | 18.6万/㎡ (22.3年/70.0㎡) | - |
三津浜駅 | - | - | - |
松山駅 | 14.0万/㎡ (30.3年/20.0㎡) | - | 16.9万/㎡ (20.3年/65.0㎡) |
市坪駅 | - | - | - |
八幡浜駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
今治駅 32.9 万/㎡(昨年同期比 +158.7 %)
今治駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +158.7%( +20.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 7.0年(昨年 23.8年から -70.5 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -1.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 23.8 年 → 2020年 7.0 年、-70.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.5 分 → 2020年 11.2 分、-52.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 25.0 %)
新居浜駅 11.2 万/㎡(昨年同期比 +58.4 %)
新居浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +58.4%( +4.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.3年(昨年 36.8年から -4.1 %減)。平均専有面積は 53.3 ㎡ (昨年 58.3 ㎡から -8.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 30.0 分 → 2020年 26.0 分、-13.3 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示