
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年7月〜9月期のJR予讃線 (川之江駅~八幡浜駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は10.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -24.7%( -3.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +44.4%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.0年(昨年 24.3年から +27.8 %増)。平均専有面積は 64.6 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +7.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。今治駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは新居浜駅で昨年に比べ -24.2 %、単価は 6.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(今治駅)は -14.0 %(単価 -2.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新居浜駅)は -24.2 %(単価 -2.2 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 24.3 年 → 2019年 31.0 年、+27.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.7 分 → 2019年 24.4 分、+30.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった今治駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.0%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新居浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -24.2%( -2.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR予讃線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
川之江駅 | - | - | - |
伊予三島駅 | - | - | - |
多喜浜駅 | 1.6万/㎡ (43.5年/50.0㎡) | - | - |
新居浜駅 | 6.8万/㎡ (39.8年/64.2㎡) | 9.0万/㎡ (28.7年/53.0㎡) | 5.4万/㎡ (34.1年/47.5㎡) |
中萩駅 | - | - | - |
伊予西条駅 | - | 24.3万/㎡ (10.5年/70.0㎡) | 17.5万/㎡ (14.5年/75.0㎡) |
伊予三芳駅 | - | - | - |
今治駅 | 14.5万/㎡ (21.5年/68.0㎡) | 16.8万/㎡ (20.0年/68.3㎡) | - |
堀江駅 | - | - | - |
伊予和気駅 | - | - | - |
三津浜駅 | - | - | - |
松山駅 | 15.4万/㎡ (0年/65.0㎡) | - | 15.8万/㎡ (35.5年/95.0㎡) |
市坪駅 | - | - | - |
八幡浜駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
今治駅 14.5 万/㎡(昨年同期比 -14.0 %)
今治駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -14.0%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +66.7%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.5年(昨年 20.0年から +7.5 %増)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から -0.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 12.7 分 → 2019年 21.0 分、+65.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 60.0 %)
新居浜駅 6.8 万/㎡(昨年同期比 -24.2 %)
新居浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -24.2%( -2.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.8年(昨年 28.7年から +38.5 %増)。平均専有面積は 64.2 ㎡ (昨年 53.0 ㎡から +21.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 28.7 年 → 2019年 39.8 年、+38.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.6 分 → 2019年 28.8 分、+22.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示