【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年7月〜9月期の伊予鉄郡中線 (松山市駅~新川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -43.5%( -12.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2020年)に比べて +116.7%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 16.0年から +62.7 %増)。平均専有面積は 64.2 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から -6.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(松山市駅)は -31.4 %(単価 -11.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(土橋駅)は -47.3 %(単価 -10.6 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 16.0 年 → 2021年 26.1 年、+62.7 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.7 分 → 2021年 8.2 分、+44.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 % → 2021年 76.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -31.4%( -11.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -47.3%( -10.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
伊予鉄郡中線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
松山市駅 | 24.5万/㎡ (15.0年/77.5㎡) | 35.7万/㎡ (15.5年/70.0㎡) | 21.5万/㎡ (26.3年/62.5㎡) |
土橋駅 | 11.8万/㎡ (29.2年/63.3㎡) | 22.3万/㎡ (17.5年/67.5㎡) | 10.7万/㎡ (24.5年/70.0㎡) |
土居田駅 | 16.5万/㎡ (27.7年/60.0㎡) | 28.2万/㎡ (15.0年/67.5㎡) | 16.2万/㎡ (20.5年/73.3㎡) |
余戸駅 | 11.4万/㎡ (27.5年/70.0㎡) | - | - |
鎌田駅 | - | - | - |
新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
松山市駅 24.5 万/㎡(昨年同期比 -31.4 %)
松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -31.4%( -11.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 15.0年(昨年 15.5年から -3.2 %減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +10.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 4.5 分 → 2021年 4.0 分、-11.1 %と減少)
土橋駅 11.8 万/㎡(昨年同期比 -47.3 %)
土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -47.3%( -10.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.2年(昨年 17.5年から +66.6 %増)。平均専有面積は 63.3 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から -6.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.5 年 → 2021年 29.2 年、+66.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 7.0 分 → 2021年 9.3 分、+33.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示