【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の伊予鉄郡中線 (松山市駅～新川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -26.9％( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.1年(昨年 14.3年から +61.7 ％増)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -15.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。土橋駅、余戸駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは土橋駅で昨年に比べ +95.2 ％、単価は 17.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(土橋駅)は +95.2 ％(単価 +8.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(松山市駅)は -42.1 ％(単価 -18.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 13.3 分 → 2021年 6.6 分、-50.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 14.3 年 → 2021年 23.1 年、+61.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 53.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった余戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は31.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +82.5％( +14.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +95.2％( +8.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +400.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 伊予鉄郡中線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 松山市駅 | 25.0万/㎡ (26.9年/66.7㎡) | 43.1万/㎡ (4.9年/90.0㎡) | 24.6万/㎡ (21.3年/62.5㎡) |
| 土橋駅 | 17.4万/㎡ (27.1年/63.0㎡) | 8.9万/㎡ (32.3年/65.0㎡) | 15.1万/㎡ (26.9年/68.3㎡) |
| 土居田駅 | 18.6万/㎡ (25.8年/61.2㎡) | 25.3万/㎡ (21.3年/75.0㎡) | - |
| 余戸駅 | 31.3万/㎡ (8.9年/86.7㎡) | 17.1万/㎡ (17.3年/70.0㎡) | - |
| 鎌田駅 | - | - | - |
| 新川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
土橋駅 17.4 万/㎡(昨年同期比 +95.2 ％)
土橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +95.2％( +8.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +400.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 32.3年から -16.1 ％減)。平均専有面積は 63.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -3.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 32.3 年 → 2021年 27.1 年、-16.1 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 11.0 分 → 2021年 8.8 分、-20.0 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 60.0 ％)
松山市駅 25.0 万/㎡(昨年同期比 -42.1 ％)
松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -42.1％( -18.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.9年(昨年 4.9年から +447.1 ％増)。平均専有面積は 66.7 ㎡ (昨年 90.0 ㎡から -25.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 9.7 分 → 2021年 5.0 分、-48.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 4.9 年 → 2021年 26.9 年、+447.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示