【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年7月〜9月期のJR高徳線 (勝瑞駅～徳島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -17.7％( -5.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +22.2％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 17.0年から +19.5 ％増)。平均専有面積は 61.8 ㎡ (昨年 69.4 ㎡から -11.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。徳島駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは佐古駅で昨年に比べ -27.7 ％、単価は 19.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(徳島駅)は -11.2 ％(単価 -3.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(佐古駅)は -27.7 ％(単価 -7.5 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 17.0 年 → 2020年 20.3 年、+19.5 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 ％ → 2020年 45.5 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった徳島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -11.2％( -3.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐古駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -27.7％( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR高徳線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 勝瑞駅 | - | - | - |
| 吉成駅 | - | - | - |
| 佐古駅 | 19.6万/㎡ (24.5年/45.0㎡) | 27.1万/㎡ (11.5年/80.0㎡) | 7.2万/㎡ (33.5年/25.0㎡) |
| 徳島駅 | 25.6万/㎡ (17.9年/71.4㎡) | 28.9万/㎡ (17.8年/66.4㎡) | 19.4万/㎡ (22.9年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
徳島駅 25.6 万/㎡(昨年同期比 -11.2 ％)
徳島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -11.2％( -3.2万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 17.9年(昨年 17.8年から +0.8 ％増)。平均専有面積は 71.4 ㎡ (昨年 66.4 ㎡から +7.5 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 ％ → 2020年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 18.1 分 → 2020年 21.0 分、+15.7 ％と増加)
佐古駅 19.6 万/㎡(昨年同期比 -27.7 ％)
佐古駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -27.7％( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.5年(昨年 11.5年から +113.1 ％増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -43.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 15.0 分 → 2020年 7.5 分、-50.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 11.5 年 → 2020年 24.5 年、+113.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示