
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年1月〜3月期のJR高徳線 (勝瑞駅~徳島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -20.5%( -5.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -12.5%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 12.1年から +82.8 %増)。平均専有面積は 73.6 ㎡ (昨年 78.1 ㎡から -5.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。徳島駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは佐古駅で昨年に比べ -72.2 %、単価は 8.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(徳島駅)は -2.4 %(単価 -0.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(佐古駅)は -72.2 %(単価 -21.7 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 12.1 年 → 2019年 22.2 年、+82.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 22.0 分 → 2019年 28.6 分、+29.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 12.5 % → 2019年 66.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった徳島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -2.4%( -0.6万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐古駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -72.2%( -21.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR高徳線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
勝瑞駅 | - | - | - |
吉成駅 | 15.7万/㎡ (27.0年/70.0㎡) | - | - |
佐古駅 | 8.3万/㎡ (28.0年/60.0㎡) | 30.0万/㎡ (7.5年/85.0㎡) | 13.3万/㎡ (28.8年/48.8㎡) |
徳島駅 | 24.4万/㎡ (19.5年/77.0㎡) | 25.0万/㎡ (13.7年/75.8㎡) | 21.0万/㎡ (17.9年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
徳島駅 24.4 万/㎡(昨年同期比 -2.4 %)
徳島駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -2.4%( -0.6万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.5年(昨年 13.7年から +42.7 %増)。平均専有面積は 77.0 ㎡ (昨年 75.8 ㎡から +1.5 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 13.7 年 → 2019年 19.5 年、+42.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 50.0 %)
佐古駅 8.3 万/㎡(昨年同期比 -72.2 %)
佐古駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -72.2%( -21.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 7.5年から +273.4 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -29.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.0 分 → 2019年 6.0 分、-57.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 7.5 年 → 2019年 28.0 年、+273.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示