【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期のJR東北本線 (一ノ関駅～盛岡駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +3.6％( +0.8万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 28 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.6年(昨年 23.8年から +11.6 ％増)。平均専有面積は 53.0 ㎡ (昨年 61.9 ㎡から -14.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(仙北町駅)は +253.4 ％(単価 +15.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(一ノ関駅)は -93.7 ％(単価 -21.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 27.2 分 → 2020年 20.8 分、-23.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 23.8 年 → 2020年 26.6 年、+11.6 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 52.6 ％ → 2020年 65.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった盛岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +4.7％( +1.1万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 24 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった一ノ関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -93.7％( -21.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR東北本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 一ノ関駅 | 1.4万/㎡ (23.3年/70.0㎡) | 22.7万/㎡ (12.3年/67.5㎡) | 32.4万/㎡ (5.7年/65.0㎡) |
| 水沢駅 | - | - | - |
| 北上駅 | - | - | - |
| 花巻駅 | - | - | - |
| 矢幅駅 | - | - | - |
| 岩手飯岡駅 | - | - | 12.9万/㎡ (26.3年/70.0㎡) |
| 仙北町駅 | 21.2万/㎡ (29.6年/50.0㎡) | 6.0万/㎡ (29.3年/50.0㎡) | 28.1万/㎡ (26.3年/77.5㎡) |
| 盛岡駅 | 23.4万/㎡ (26.4年/52.7㎡) | 22.4万/㎡ (25.0年/61.9㎡) | 23.4万/㎡ (26.7年/55.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
仙北町駅 21.2 万/㎡(昨年同期比 +253.4 ％)
仙北町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +253.4％( +15.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 29.3年から +1.1 ％増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 18.0 分 → 2020年 15.0 分、-16.7 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 33.3 ％)
一ノ関駅 1.4 万/㎡(昨年同期比 -93.7 ％)
一ノ関駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は1.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -93.7％( -21.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 12.3年から +89.8 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 67.5 ㎡から +3.7 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 12.3 年 → 2020年 23.3 年、+89.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 64.0 分 → 2020年 120.0 分、+87.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示