【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR伯備線 (倉敷駅~総社駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -2.3%( -0.7万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて +10.7%( +3件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 16.4年(昨年 14.9年から +10.0 %増)。平均専有面積は 71.9 ㎡ (昨年 74.6 ㎡から -3.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全ての駅において下落した。倉敷駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは倉敷駅で昨年に比べ -3.1 %、単価は 29.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(倉敷駅)は -3.1 %(単価 -0.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(倉敷駅)は -3.1 %(単価 -0.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 3.7 % → 2022年 3.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 14.9 年 → 2022年 16.4 年、+10.0 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.1 分 → 2022年 15.6 分、+29.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 18.5 % → 2022年 32.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 29.6 % → 2022年 9.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -3.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて +19.2%( +5件/㎡)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -3.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて +19.2%( +5件/㎡)と好調に推移しています。)。
JR伯備線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
倉敷駅 | 29.0万/㎡ (16.4年/71.9㎡) | 30.0万/㎡ (15.0年/75.2㎡) | 27.9万/㎡ (24.0年/70.5㎡) |
総社駅 | - | 26.8万/㎡ (14.3年/67.5㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
倉敷駅 29.0 万/㎡(昨年同期比 -3.1 %)
倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -3.1%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 31 件(1年前(2021年)に比べて +19.2%( +5件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 16.4年(昨年 15.0年から +9.6 %増)。平均専有面積は 71.9 ㎡ (昨年 75.2 ㎡から -4.3 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 3.2 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.3 分 → 2022年 15.6 分、+27.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 32.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 32.0 % → 2022年 9.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示