【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR伯備線 (倉敷駅~総社駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +6.7%( +1.9万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて +154.5%( +17件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.9年(昨年 24.0年から -37.7 %減)。平均専有面積は 74.6 ㎡ (昨年 70.5 ㎡から +5.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。倉敷駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは倉敷駅で昨年に比べ +7.5 %、単価は 30.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(倉敷駅)は +7.5 %(単価 +2.1 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(倉敷駅)は +7.5 %(単価 +2.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.0 年 → 2021年 14.9 年、-37.7 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 3.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 18.5 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 7.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +7.5%( +2.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて +136.4%( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +7.5%( +2.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて +136.4%( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR伯備線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
倉敷駅 | 30.0万/㎡ (15.0年/75.2㎡) | 27.9万/㎡ (24.0年/70.5㎡) | 26.2万/㎡ (20.8年/64.4㎡) |
総社駅 | 26.8万/㎡ (14.3年/67.5㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
倉敷駅 30.0 万/㎡(昨年同期比 +7.5 %)
倉敷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +7.5%( +2.1万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 26 件(1年前(2020年)に比べて +136.4%( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 24.0年から -37.5 %減)。平均専有面積は 75.2 ㎡ (昨年 70.5 ㎡から +6.7 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 24.0 年 → 2021年 15.0 年、-37.5 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 4.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 20.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 % → 2021年 8.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示