
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜9月期の水島臨海鉄道 (球場前駅~水島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +18.9%( +3.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -52.9%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 27.2年から -14.3 %減)。平均専有面積は 53.1 ㎡ (昨年 63.2 ㎡から -16.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。球場前駅、福井駅、栄駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは福井駅で昨年に比べ +61.3 %、単価は 27.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(福井駅)は +61.3 %(単価 +10.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(球場前駅)は +32.3 %(単価 +7.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 27.2 年 → 2024年 23.3 年、-14.3 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 17.6 % → 2024年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった球場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +32.3%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった栄駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +34.0%( +6.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
水島臨海鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
球場前駅 | 28.9万/㎡ (15.4年/72.5㎡) | 21.8万/㎡ (21.9年/77.9㎡) | 16.2万/㎡ (31.8年/130㎡) |
西富井駅 | - | 32.3万/㎡ (19.0年/65.0㎡) | 32.7万/㎡ (8.6年/83.8㎡) |
福井駅 | 27.5万/㎡ (11.3年/80.0㎡) | 17.0万/㎡ (30.4年/62.5㎡) | 25.1万/㎡ (22.8年/68.3㎡) |
弥生駅 | 11.2万/㎡ (32.3年/57.5㎡) | - | 13.1万/㎡ (30.8年/55.0㎡) |
栄駅 | 25.9万/㎡ (33.0年/28.3㎡) | 19.3万/㎡ (32.7年/28.3㎡) | - |
常盤駅 | - | 10.0万/㎡ (32.1年/65.0㎡) | - |
水島駅 | - | - | 14.3万/㎡ (22.8年/83.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
福井駅 27.5 万/㎡(昨年同期比 +61.3 %)
福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +61.3%( +10.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.3年(昨年 30.4年から -63.0 %減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +28.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 30.4 年 → 2024年 11.3 年、-63.0 %と大きく減少)
球場前駅 28.9 万/㎡(昨年同期比 +32.3 %)
球場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +32.3%( +7.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.4年(昨年 21.9年から -29.8 %減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 77.9 ㎡から -6.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 21.9 年 → 2024年 15.4 年、-29.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 7.3 分 → 2024年 6.0 分、-17.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示