【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年10月〜12月期の水島臨海鉄道 (球場前駅~水島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -33.9%( -7.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて -11.1%( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 34.0年(昨年 21.9年から +55.5 %増)。平均専有面積は 57.5 ㎡ (昨年 89.4 ㎡から -35.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。球場前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは球場前駅で昨年に比べ +28.1 %、単価は 20.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(球場前駅)は +28.1 %(単価 +4.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福井駅)は -80.4 %(単価 -24.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 12.2 分 → 2023年 9.9 分、-19.2 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 21.9 年 → 2023年 34.0 年、+55.5 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 55.6 % → 2023年 62.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった球場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +28.1%( +4.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -80.4%( -24.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
水島臨海鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
球場前駅 | 20.7万/㎡ (24.1年/76.7㎡) | 16.2万/㎡ (31.8年/130㎡) | - |
西富井駅 | - | 32.9万/㎡ (3.8年/85.0㎡) | 6.4万/㎡ (48.8年/55.0㎡) |
福井駅 | 6.0万/㎡ (50.8年/45.0㎡) | 30.6万/㎡ (9.8年/85.0㎡) | - |
弥生駅 | - | 13.1万/㎡ (30.8年/55.0㎡) | - |
栄駅 | 13.3万/㎡ (32.8年/46.7㎡) | - | 9.5万/㎡ (30.8年/60.0㎡) |
常盤駅 | - | - | - |
水島駅 | - | 10.7万/㎡ (37.8年/75.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
球場前駅 20.7 万/㎡(昨年同期比 +28.1 %)
球場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +28.1%( +4.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.1年(昨年 31.8年から -24.1 %減)。平均専有面積は 76.7 ㎡ (昨年 130.0 ㎡から -41.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 31.8 年 → 2023年 24.1 年、-24.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.0 分 → 2023年 10.7 分、-33.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 66.7 %)
福井駅 6.0 万/㎡(昨年同期比 -80.4 %)
福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -80.4%( -24.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 50.8年(昨年 9.8年から +420.4 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -47.1 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 9.8 年 → 2023年 50.8 年、+420.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 7.0 分 → 2023年 8.0 分、+14.3 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示