【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR羽越本線 (三瀬駅~酒田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +68.0%( +12.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2021年)に比べて +10.0%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 18.8年(昨年 23.9年から -21.1 %減)。平均専有面積は 67.3 ㎡ (昨年 55.5 ㎡から +21.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。鶴岡駅、酒田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは酒田駅で昨年に比べ +61.2 %、単価は 34.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(酒田駅)は +61.2 %(単価 +13.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鶴岡駅)は +50.1 %(単価 +8.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 23.9 年 → 2022年 18.8 年、-21.1 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 19.4 分 → 2022年 12.2 分、-37.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 25.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった酒田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +61.2%( +13.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鶴岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +50.1%( +8.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR羽越本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
三瀬駅 | - | - | - |
羽前大山駅 | - | - | - |
鶴岡駅 | 24.3万/㎡ (28.5年/67.5㎡) | 16.2万/㎡ (27.0年/54.2㎡) | 22.7万/㎡ (22.2年/53.3㎡) |
酒田駅 | 34.2万/㎡ (9.1年/67.1㎡) | 21.2万/㎡ (19.1年/57.5㎡) | 14.7万/㎡ (19.6年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
酒田駅 34.2 万/㎡(昨年同期比 +61.2 %)
酒田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +61.2%( +13.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて +75.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 9.1年(昨年 19.1年から -52.3 %減)。平均専有面積は 67.1 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から +16.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 19.1 年 → 2022年 9.1 年、-52.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 26.0 分 → 2022年 12.6 分、-51.6 %と大きく減少)
鶴岡駅 24.3 万/㎡(昨年同期比 +50.1 %)
鶴岡駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +50.1%( +8.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 27.0年から +5.6 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 54.2 ㎡から +24.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.2 分 → 2022年 11.5 分、-28.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示