【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜3月期のJR宇部線 (新山口駅~宇部駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +14.6%( +2.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 14.6年から +26.1 %増)。平均専有面積は 74.5 ㎡ (昨年 83.1 ㎡から -10.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。東新川駅、宇部新川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東新川駅で昨年に比べ +95.5 %、単価は 14.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東新川駅)は +95.5 %(単価 +6.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新山口駅)は +6.0 %(単価 +1.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 9.4 分 → 2020年 8.2 分、-12.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 12.5 % → 2020年 30.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.6 年 → 2020年 18.5 年、+26.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 44.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新山口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +6.0%( +1.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東新川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +95.5%( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR宇部線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新山口駅 | 27.0万/㎡ (13.8年/77.0㎡) | 25.4万/㎡ (9.6年/69.0㎡) | 22.3万/㎡ (18.0年/65.0㎡) |
宇部岬駅 | - | - | 2.1万/㎡ (30.0年/70.0㎡) |
東新川駅 | 14.1万/㎡ (29.4年/61.7㎡) | 7.2万/㎡ (19.5年/100㎡) | 21.8万/㎡ (12.0年/80.0㎡) |
琴芝駅 | - | - | 27.5万/㎡ (4.0年/80.0㎡) |
宇部新川駅 | 22.1万/㎡ (14.0年/95.0㎡) | 16.7万/㎡ (30.0年/120㎡) | 20.0万/㎡ (5.0年/65.0㎡) |
居能駅 | - | - | - |
岩鼻駅 | - | - | - |
宇部駅 | 27.5万/㎡ (9.0年/80.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東新川駅 14.1 万/㎡(昨年同期比 +95.5 %)
東新川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +95.5%( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.4年(昨年 19.5年から +50.4 %増)。平均専有面積は 61.7 ㎡ (昨年 100.0 ㎡から -38.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.5 分 → 2020年 7.0 分、-26.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.5 年 → 2020年 29.4 年、+50.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)
新山口駅 27.0 万/㎡(昨年同期比 +6.0 %)
新山口駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +6.0%( +1.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.8年(昨年 9.6年から +43.3 %増)。平均専有面積は 77.0 ㎡ (昨年 69.0 ㎡から +11.6 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 9.6 年 → 2020年 13.8 年、+43.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 9.0 分 → 2020年 10.2 分、+13.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示