【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年7月〜9月期の富山地方鉄道上滝線 (南富山駅~朝菜町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -13.0%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +80.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.2年(昨年 25.7年から +25.2 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。朝菜町駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは朝菜町駅で昨年に比べ +15.4 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(朝菜町駅)は +15.4 %(単価 +2.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(南富山駅)は -17.3 %(単価 -3.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 77.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 25.7 年 → 2022年 32.2 年、+25.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 15.4 分 → 2022年 18.0 分、+16.9 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった朝菜町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +15.4%( +2.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南富山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -17.3%( -3.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
富山地方鉄道上滝線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
南富山駅 | 16.5万/㎡ (31.9年/77.5㎡) | 20.0万/㎡ (26.0年/62.5㎡) | 16.7万/㎡ (30.2年/50.0㎡) |
朝菜町駅 | 20.0万/㎡ (34.5年/55.0㎡) | 17.3万/㎡ (24.5年/75.0㎡) | 13.8万/㎡ (30.5年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
朝菜町駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +15.4 %)
朝菜町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +15.4%( +2.7万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 34.5年(昨年 24.5年から +40.8 %増)。平均専有面積は 55.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -26.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 24.5 年 → 2022年 34.5 年、+40.8 %と大きく増加)
南富山駅 16.5 万/㎡(昨年同期比 -17.3 %)
南富山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -17.3%( -3.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 26.0年から +22.6 %増)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 62.5 ㎡から +24.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 75.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 26.0 年 → 2022年 31.9 年、+22.6 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 16.2 分 → 2022年 18.8 分、+15.4 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示