
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年1月〜9月期の近鉄天理線 (二階堂駅~天理駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -22.0%( -4.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -54.5%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 19.7年から +23.3 %増)。平均専有面積は 68.0 ㎡ (昨年 67.7 ㎡から +0.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。天理駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは天理駅で昨年に比べ +10.3 %、単価は 26.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(天理駅)は +10.3 %(単価 +2.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(二階堂駅)は -39.0 %(単価 -5.3 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 19.7 年 → 2019年 24.3 年、+23.3 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 9.4 分 → 2019年 10.8 分、+15.3 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 54.5 % → 2019年 80.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +10.3%( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -39.0%( -5.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
近鉄天理線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二階堂駅 | 8.3万/㎡ (28.3年/60.0㎡) | 13.7万/㎡ (27.5年/72.5㎡) | 15.5万/㎡ (20.9年/70.0㎡) |
前栽駅 | 12.8万/㎡ (25.6年/68.3㎡) | 18.7万/㎡ (20.1年/68.6㎡) | 11.7万/㎡ (22.6年/62.5㎡) |
天理駅 | 26.7万/㎡ (16.5年/75.0㎡) | 24.2万/㎡ (10.8年/60.0㎡) | 21.4万/㎡ (14.3年/70.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
天理駅 26.7 万/㎡(昨年同期比 +10.3 %)
天理駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて +10.3%( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.5年(昨年 10.8年から +53.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +25.0 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 10.8 年 → 2019年 16.5 年、+53.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.0 分 → 2019年 8.0 分、+33.3 %と大きく増加)
二階堂駅 8.3 万/㎡(昨年同期比 -39.0 %)
二階堂駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -39.0%( -5.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.3年(昨年 27.5年から +2.7 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -17.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 13.5 分 → 2019年 15.0 分、+11.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示