
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2019年4月〜6月期の近鉄けいはんな線 (生駒駅~学研奈良登美ケ丘駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -17.5%( -4.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.1年(昨年 18.1年から +16.5 %増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から -6.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(学研奈良登美ケ丘駅)は -26.5 %(単価 -9.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(生駒駅)は -57.6 %(単価 -12.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 62.5 % → 2019年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 18.1 年 → 2019年 21.1 年、+16.5 %と増加)
- 駅からの平均距離が増加(2018年 12.5 分 → 2019年 14.0 分、+12.0 %と増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった学研奈良登美ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -26.5%( -9.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった生駒駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -57.6%( -12.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
近鉄けいはんな線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
生駒駅 | 8.8万/㎡ (24.3年/60.0㎡) | 20.8万/㎡ (21.9年/64.0㎡) | 17.2万/㎡ (22.4年/58.9㎡) |
白庭台駅 | - | - | - |
学研北生駒駅 | - | - | - |
学研奈良登美ケ丘駅 | 26.0万/㎡ (20.1年/70.0㎡) | 35.3万/㎡ (11.9年/86.7㎡) | 32.9万/㎡ (13.1年/73.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
学研奈良登美ケ丘駅 26.0 万/㎡(昨年同期比 -26.5 %)
学研奈良登美ケ丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -26.5%( -9.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.1年(昨年 11.9年から +68.5 %増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 86.7 ㎡から -19.2 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2018年 11.9 年 → 2019年 20.1 年、+68.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.0 分 → 2019年 12.8 分、+28.3 %と大きく増加)
生駒駅 8.8 万/㎡(昨年同期比 -57.6 %)
生駒駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2018年)に比べて -57.6%( -12.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.3年(昨年 21.9年から +11.0 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 64.0 ㎡から -6.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2018年 21.9 年 → 2019年 24.3 年、+11.0 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 17.5 分、+25.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 80.0 % → 2019年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示