【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年10月〜12月期のJR久大本線 (日田駅～大分駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +19.8％( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 30 件(１年前(2019年)に比べて +20.0％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.7年(昨年 24.3年から -14.8 ％減)。平均専有面積は 68.7 ㎡ (昨年 63.0 ㎡から +9.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。古国府駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは古国府駅で昨年に比べ +83.4 ％、単価は 29.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(古国府駅)は +83.4 ％(単価 +13.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(南大分駅)は -21.2 ％(単価 -3.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 24.3 年 → 2020年 20.7 年、-14.8 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 17.2 分 → 2020年 12.3 分、-28.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 4.3 ％ → 2020年 16.7 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 65.2 ％ → 2020年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった古国府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +83.4％( +13.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +80.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南大分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -21.2％( -3.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR久大本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 日田駅 | - | - | - |
| 由布院駅 | - | - | - |
| 豊後国分駅 | - | - | - |
| 賀来駅 | - | - | - |
| 南大分駅 | 13.5万/㎡ (25.8年/88.3㎡) | 17.2万/㎡ (34.3年/50.0㎡) | 21.5万/㎡ (28.8年/65.0㎡) |
| 古国府駅 | 29.9万/㎡ (14.4年/77.2㎡) | 16.3万/㎡ (29.2年/71.0㎡) | 17.1万/㎡ (32.0年/71.2㎡) |
| 大分駅 | 23.1万/㎡ (23.0年/61.1㎡) | 21.6万/㎡ (21.5年/62.2㎡) | 21.6万/㎡ (22.2年/78.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
古国府駅 29.9 万/㎡(昨年同期比 +83.4 ％)
古国府駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +83.4％( +13.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +80.0％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.4年(昨年 29.2年から -50.5 ％減)。平均専有面積は 77.2 ㎡ (昨年 71.0 ㎡から +8.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 29.2 年 → 2020年 14.4 年、-50.5 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 15.8 分 → 2020年 4.9 分、-69.1 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 44.4 ％)
南大分駅 13.5 万/㎡(昨年同期比 -21.2 ％)
南大分駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -21.2％( -3.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.8年(昨年 34.3年から -24.8 ％減)。平均専有面積は 88.3 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +76.7 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 34.3 年 → 2020年 25.8 年、-24.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示