【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の秩父本線 (羽生駅～石原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -35.1％( -8.0万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 22.7年から +29.4 ％増)。平均専有面積は 70.3 ㎡ (昨年 60.3 ㎡から +16.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。石原駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは羽生駅で昨年に比べ -54.9 ％、単価は 9.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(石原駅)は -5.7 ％(単価 -0.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(羽生駅)は -54.9 ％(単価 -11.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 13.8 分 → 2022年 11.3 分、-17.8 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.7 年 → 2022年 29.3 年、+29.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 53.3 ％ → 2022年 76.5 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -36.9％( -9.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2021年)に比べて +27.3％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった石原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -5.7％( -0.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 秩父本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽生駅 | 9.7万/㎡ (33.3年/75.0㎡) | 21.4万/㎡ (15.3年/70.0㎡) | - |
| 行田市駅 | - | - | - |
| 熊谷駅 | 16.5万/㎡ (26.0年/72.5㎡) | 26.2万/㎡ (21.4年/60.0㎡) | 22.8万/㎡ (17.7年/58.3㎡) |
| 上熊谷駅 | - | 16.0万/㎡ (33.3年/20.0㎡) | - |
| 石原駅 | 7.6万/㎡ (47.3年/50.0㎡) | 8.1万/㎡ (28.3年/77.5㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
石原駅 7.6 万/㎡(昨年同期比 -5.7 ％)
石原駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は7.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -5.7％( -0.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 47.3年(昨年 28.3年から +67.3 ％増)。平均専有面積は 50.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から -35.5 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.3 年 → 2022年 47.3 年、+67.3 ％と大きく増加)
羽生駅 9.7 万/㎡(昨年同期比 -54.9 ％)
羽生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -54.9％( -11.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 15.3年から +118.0 ％増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +7.1 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.3 年 → 2022年 33.3 年、+118.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 9.0 分、+125.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示