【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜6月期のJR総武本線 (千葉駅～横芝駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -39.4％( -12.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2019年)に比べて -21.1％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 22.4年から +22.7 ％増)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 61.1 ㎡から +7.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。東千葉駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは都賀駅で昨年に比べ -57.1 ％、単価は 15.2 万円/㎡となった。
上位 1 駅(東千葉駅)は -7.5 ％(単価 -1.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(都賀駅)は -57.1 ％(単価 -20.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 ％ → 2020年 13.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 22.4 年 → 2020年 27.5 年、+22.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.8 ％ → 2020年 20.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -32.9％( -12.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて -53.8％( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった都賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -57.1％( -20.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて +500.0％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| JR総武本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 千葉駅 | 25.2万/㎡ (28.1年/68.3㎡) | 37.6万/㎡ (21.7年/63.1㎡) | 33.1万/㎡ (18.7年/72.9㎡) |
| 東千葉駅 | 18.0万/㎡ (24.9年/70.0㎡) | 19.5万/㎡ (24.8年/53.8㎡) | 16.9万/㎡ (21.3年/65.0㎡) |
| 都賀駅 | 15.2万/㎡ (28.1年/60.8㎡) | 35.4万/㎡ (20.3年/65.0㎡) | 15.1万/㎡ (22.3年/80.0㎡) |
| 四街道駅 | - | 18.3万/㎡ (22.3年/60.0㎡) | 17.6万/㎡ (23.9年/65.0㎡) |
| 佐倉駅 | - | - | - |
| 八街駅 | - | - | - |
| 成東駅 | - | - | - |
| 横芝駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
東千葉駅 18.0 万/㎡(昨年同期比 -7.5 ％)
東千葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は18.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -7.5％( -1.5万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -25.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.9年(昨年 24.8年から +0.7 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 53.8 ㎡から +30.2 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 16.5 分 → 2020年 18.3 分、+11.1 ％と増加)
都賀駅 15.2 万/㎡(昨年同期比 -57.1 ％)
都賀駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -57.1％( -20.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2019年)に比べて +500.0％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.1年(昨年 20.3年から +38.7 ％増)。平均専有面積は 60.8 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から -6.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 60.0 分 → 2020年 18.8 分、-68.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 66.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 20.3 年 → 2020年 28.1 年、+38.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示