【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜3月期の京成成田空港線 (東松戸駅～成田空港駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -4.0％( -1.1万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2019年)に比べて +125.0％( +15件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 16.7年から +6.5 ％増)。平均専有面積は 80.9 ㎡ (昨年 88.8 ㎡から -8.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。千葉ニュータウン中央駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは東松戸駅で昨年に比べ -12.3 ％、単価は 36.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(千葉ニュータウン中央駅)は -1.0 ％(単価 -0.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(東松戸駅)は -12.3 ％(単価 -5.1 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.3 分 → 2020年 10.3 分、+24.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 41.7 ％ → 2020年 22.2 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 40.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東松戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -12.3％( -5.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千葉ニュータウン中央駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -1.0％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 23 件(１年前(2019年)に比べて +228.6％( +16件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 京成成田空港線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東松戸駅 | 36.5万/㎡ (14.5年/66.2㎡) | 41.6万/㎡ (9.7年/85.0㎡) | 38.7万/㎡ (0年/75.0㎡) |
| 新鎌ケ谷駅 | - | - | 37.5万/㎡ (11.3年/76.2㎡) |
| 千葉ニュータウン中央駅 | 23.5万/㎡ (18.3年/83.5㎡) | 23.7万/㎡ (17.7年/87.1㎡) | 17.6万/㎡ (21.2年/84.8㎡) |
| 印旛日本医大駅 | - | 16.7万/㎡ (19.0年/90.0㎡) | 24.4万/㎡ (11.0年/90.0㎡) |
| 成田湯川駅 | - | 10.0万/㎡ (28.0年/110㎡) | 27.1万/㎡ (26.0年/70.0㎡) |
| 成田空港駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
千葉ニュータウン中央駅 23.5 万/㎡(昨年同期比 -1.0 ％)
千葉ニュータウン中央駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -1.0％( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 23 件(１年前(2019年)に比べて +228.6％( +16件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.3年(昨年 17.7年から +3.3 ％増)。平均専有面積は 83.5 ㎡ (昨年 87.1 ㎡から -4.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 17.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 8.6 分 → 2020年 10.3 分、+19.7 ％と増加)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 8.7 ％)
東松戸駅 36.5 万/㎡(昨年同期比 -12.3 ％)
東松戸駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -12.3％( -5.1万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.5年(昨年 9.7年から +50.0 ％増)。平均専有面積は 66.2 ㎡ (昨年 85.0 ㎡から -22.1 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 9.7 年 → 2020年 14.5 年、+50.0 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 10.8 分、+168.8 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示