【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の山万ユーカリが丘線 (ユーカリが丘駅～井野駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +20.6％( +5.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 30 件(１年前(2023年)に比べて -48.3％( -28件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.2年(昨年 23.9年から +5.2 ％増)。平均専有面積は 84.2 ㎡ (昨年 83.7 ㎡から +0.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。ユーカリが丘駅、女子大駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのはユーカリが丘駅で昨年に比べ +19.7 ％、単価は 32.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(ユーカリが丘駅)は +19.7 ％(単価 +5.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(中学校駅)は +5.7 ％(単価 +1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 7.8 分 → 2024年 6.4 分、-18.3 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 29.3 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 53.4 ％ → 2024年 60.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +19.7％( +5.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて -41.9％( -18件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった女子大駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は14.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +15.0％( +1.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 山万ユーカリが丘線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| ユーカリが丘駅 | 32.5万/㎡ (25.1年/85.2㎡) | 27.2万/㎡ (23.5年/84.9㎡) | 30.0万/㎡ (24.3年/92.7㎡) |
| 女子大駅 | 14.2万/㎡ (34.3年/77.5㎡) | 12.4万/㎡ (35.0年/77.0㎡) | 9.2万/㎡ (40.8年/75.0㎡) |
| 中学校駅 | 25.4万/㎡ (19.9年/80.0㎡) | 24.1万/㎡ (20.3年/82.0㎡) | 27.6万/㎡ (16.3年/76.7㎡) |
| 井野駅 | - | - | 16.3万/㎡ (25.9年/92.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
ユーカリが丘駅 32.5 万/㎡(昨年同期比 +19.7 ％)
ユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +19.7％( +5.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(１年前(2023年)に比べて -41.9％( -18件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.1年(昨年 23.5年から +6.7 ％増)。平均専有面積は 85.2 ㎡ (昨年 84.9 ㎡から +0.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.8 分 → 2024年 7.1 分、-28.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.3 ％ → 2024年 21.7 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 55.8 ％ → 2024年 64.0 ％)
中学校駅 25.4 万/㎡(昨年同期比 +5.7 ％)
中学校駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +5.7％( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -70.0％( -7件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.9年(昨年 20.3年から -1.9 ％減)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 82.0 ㎡から -2.4 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示