【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の函館市電本線 (函館どつく前駅~函館駅前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -28.7%( -4.8万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.4年(昨年 32.2年から +3.7 %増)。平均専有面積は 48.1 ㎡ (昨年 44.6 ㎡から +7.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(十字街駅)は +0.1 %(単価 +0.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大町駅)は -63.5 %(単価 -8.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 37.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.8 分 → 2024年 8.8 分、+128.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 58.3 % → 2024年 37.5 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.1%( +0.0万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -20.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -63.5%( -8.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
函館市電本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
函館どつく前駅 | 12.5万/㎡ (24.0年/60.0㎡) | - | - |
大町駅 | 4.8万/㎡ (35.0年/80.0㎡) | 13.0万/㎡ (31.8年/60.0㎡) | - |
末広町駅 | - | 20.4万/㎡ (26.3年/80.0㎡) | 26.7万/㎡ (16.8年/90.0㎡) |
十字街駅 | 15.1万/㎡ (34.5年/51.2㎡) | 15.0万/㎡ (32.5年/40.0㎡) | 10.0万/㎡ (29.7年/35.8㎡) |
魚市場通駅 | - | - | 11.2万/㎡ (33.5年/20.0㎡) |
市役所前駅 | 9.2万/㎡ (35.3年/20.0㎡) | 20.5万/㎡ (34.4年/20.0㎡) | 8.5万/㎡ (33.4年/20.0㎡) |
函館駅前駅 | - | 11.5万/㎡ (36.5年/55.0㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
十字街駅 15.1 万/㎡(昨年同期比 +0.1 %)
十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +0.1%( +0.0万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -20.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 32.5年から +6.0 %増)。平均専有面積は 51.2 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +28.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 75.0 %)
大町駅 4.8 万/㎡(昨年同期比 -63.5 %)
大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は4.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -63.5%( -8.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 35.0年(昨年 31.8年から +10.2 %増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +33.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 31.8 年 → 2024年 35.0 年、+10.2 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.0 分 → 2024年 24.0 分、+700.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示