【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜9月期の函館市電本線 (函館どつく前駅~函館駅前駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -3.1%( -0.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +28.6%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 32.7年(昨年 28.5年から +14.7 %増)。平均専有面積は 53.9 ㎡ (昨年 59.3 ㎡から -9.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。十字街駅、市役所前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは十字街駅で昨年に比べ +72.7 %、単価は 20.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(十字街駅)は +72.7 %(単価 +8.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大町駅)は -62.3 %(単価 -8.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 28.5 年 → 2021年 32.7 年、+14.7 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 4.9 分 → 2021年 8.7 分、+78.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 85.7 % → 2021年 100.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +72.7%( +8.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -62.3%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
函館市電本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
函館どつく前駅 | 16.9万/㎡ (29.0年/65.0㎡) | - | - |
大町駅 | 5.2万/㎡ (32.0年/135㎡) | 13.8万/㎡ (31.5年/80.0㎡) | - |
末広町駅 | 12.7万/㎡ (36.5年/30.0㎡) | 13.9万/㎡ (26.2年/70.0㎡) | - |
十字街駅 | 20.0万/㎡ (30.5年/60.0㎡) | 11.6万/㎡ (29.6年/40.0㎡) | 13.4万/㎡ (28.8年/48.3㎡) |
魚市場通駅 | - | - | - |
市役所前駅 | 18.2万/㎡ (32.4年/20.0㎡) | 11.8万/㎡ (30.0年/45.0㎡) | 9.8万/㎡ (30.7年/20.0㎡) |
函館駅前駅 | 7.0万/㎡ (33.7年/51.7㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
十字街駅 20.0 万/㎡(昨年同期比 +72.7 %)
十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +72.7%( +8.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 29.6年から +3.0 %増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 40.0 ㎡から +50.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 5.0 分、+66.7 %と大きく増加)
大町駅 5.2 万/㎡(昨年同期比 -62.3 %)
大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は5.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -62.3%( -8.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 32.0年(昨年 31.5年から +1.6 %増)。平均専有面積は 135.0 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +68.8 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 24.0 分、+300.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示