この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜9月期の函館市電宝来・谷地頭線 (十字街駅~谷地頭駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +1.4%( +0.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.3年(昨年 29.2年から +3.6 %増)。平均専有面積は 51.7 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から -6.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。青柳町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは青柳町駅で昨年に比べ +78.2 %、単価は 13.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青柳町駅)は +78.2 %(単価 +5.7 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(十字街駅)は -13.8 %(単価 -1.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった青柳町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +78.2%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -13.8%( -1.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
函館市電宝来・谷地頭線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
十字街駅 | 11.6万/㎡ (29.6年/40.0㎡) | 13.4万/㎡ (28.8年/48.3㎡) | 3.8万/㎡ (27.5年/20.0㎡) |
宝来町駅 | - | - | - |
青柳町駅 | 13.1万/㎡ (31.5年/75.0㎡) | 7.3万/㎡ (30.5年/75.0㎡) | - |
谷地頭駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青柳町駅 13.1 万/㎡(昨年同期比 +78.2 %)
青柳町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +78.2%( +5.7万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.5年(昨年 30.5年から +3.3 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)
十字街駅 11.6 万/㎡(昨年同期比 -13.8 %)
十字街駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -13.8%( -1.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 28.8年から +3.0 %増)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 48.3 ㎡から -17.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 3.7 分 → 2020年 3.0 分、-18.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示