【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜6月期の神戸電鉄三田線 (五社駅～三田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +31.3％( +5.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 29 件(１年前(2022年)に比べて +61.1％( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 27.2年から -9.6 ％減)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 81.4 ㎡から -3.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岡場駅、田尾寺駅、三田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岡場駅で昨年に比べ +71.3 ％、単価は 13.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(岡場駅)は +71.3 ％(単価 +5.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(神鉄道場駅)は +14.4 ％(単価 +2.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.9 分 → 2023年 7.9 分、-39.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 17.6 ％ → 2023年 37.0 ％)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.6 ％ → 2023年 3.6 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +35.1％( +9.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2022年)に比べて +42.9％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岡場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +71.3％( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 神戸電鉄三田線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 五社駅 | - | 9.6万/㎡ (25.3年/110㎡) | - |
| 岡場駅 | 13.9万/㎡ (28.9年/84.2㎡) | 8.1万/㎡ (35.6年/91.7㎡) | 12.6万/㎡ (36.1年/82.0㎡) |
| 田尾寺駅 | 17.2万/㎡ (29.4年/83.0㎡) | 13.6万/㎡ (27.9年/90.0㎡) | 15.9万/㎡ (26.9年/96.7㎡) |
| 二郎駅 | - | - | - |
| 道場南口駅 | 12.5万/㎡ (31.3年/80.0㎡) | - | 9.8万/㎡ (29.3年/90.0㎡) |
| 神鉄道場駅 | 19.8万/㎡ (23.3年/85.0㎡) | 17.3万/㎡ (30.3年/75.0㎡) | 9.3万/㎡ (29.3年/95.0㎡) |
| 横山駅 | - | - | - |
| 三田本町駅 | - | - | - |
| 三田駅 | 36.6万/㎡ (15.8年/68.5㎡) | 27.1万/㎡ (23.1年/63.6㎡) | 26.0万/㎡ (21.5年/67.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
岡場駅 13.9 万/㎡(昨年同期比 +71.3 ％)
岡場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +71.3％( +5.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.9年(昨年 35.6年から -18.7 ％減)。平均専有面積は 84.2 ㎡ (昨年 91.7 ㎡から -8.2 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 35.6 年 → 2023年 28.9 年、-18.7 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 21.5 分 → 2023年 13.5 分、-37.2 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 ％ → 2023年 16.7 ％)
神鉄道場駅 19.8 万/㎡(昨年同期比 +14.4 ％)
神鉄道場駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2022年)に比べて +14.4％( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 30.3年から -23.1 ％減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +13.3 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 30.3 年 → 2023年 23.3 年、-23.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 10.0 分 → 2023年 5.5 分、-45.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 ％ → 2023年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示