【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期のJR筑肥東線 (東唐津駅~唐津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -33.7%( -8.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 17.1年から +41.3 %増)。平均専有面積は 80.6 ㎡ (昨年 76.7 ㎡から +5.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(唐津駅)は -26.7 %(単価 -6.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(和多田駅)は -44.6 %(単価 -12.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.9 分 → 2022年 8.1 分、-32.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 37.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.1 年 → 2022年 24.2 年、+41.3 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 75.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった唐津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -26.7%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -81.2%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった和多田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -44.6%( -12.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR筑肥東線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東唐津駅 | 15.7万/㎡ (31.4年/76.7㎡) | - | - |
和多田駅 | 15.0万/㎡ (21.1年/90.0㎡) | 27.1万/㎡ (20.8年/77.5㎡) | - |
唐津駅 | 17.8万/㎡ (19.2年/78.3㎡) | 24.3万/㎡ (16.6年/76.6㎡) | 23.0万/㎡ (19.6年/73.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
唐津駅 17.8 万/㎡(昨年同期比 -26.7 %)
唐津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -26.7%( -6.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -81.2%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 19.2年(昨年 16.6年から +15.6 %増)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 76.6 ㎡から +2.3 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 16.6 年 → 2022年 19.2 年、+15.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 23.1 % → 2022年 33.3 %)
和多田駅 15.0 万/㎡(昨年同期比 -44.6 %)
和多田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -44.6%( -12.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.1年(昨年 20.8年から +1.8 %増)。平均専有面積は 90.0 ㎡ (昨年 77.5 ㎡から +16.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 15.5 分 → 2022年 10.0 分、-35.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示