【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR琵琶湖線 (山科駅~京都駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は53.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -8.8%( -5.1万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて +325.0%( +13件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 15.0年(昨年 20.3年から -25.9 %減)。平均専有面積は 53.8 ㎡ (昨年 50.0 ㎡から +7.6 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。山科駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは京都駅で昨年に比べ -18.9 %、単価は 66.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(山科駅)は -0.9 %(単価 -0.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(京都駅)は -18.9 %(単価 -15.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 20.3 年 → 2021年 15.0 年、-25.9 %と大きく減少)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京都駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は66.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -18.9%( -15.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山科駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -0.9%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR琵琶湖線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
山科駅 | 34.9万/㎡ (20.8年/65.7㎡) | 35.2万/㎡ (27.8年/57.5㎡) | 43.0万/㎡ (13.5年/61.4㎡) |
京都駅 | 66.0万/㎡ (11.0年/45.5㎡) | 81.4万/㎡ (12.8年/42.5㎡) | 64.0万/㎡ (17.1年/53.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
山科駅 34.9 万/㎡(昨年同期比 -0.9 %)
山科駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は34.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -0.9%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +250.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.8年(昨年 27.8年から -25.0 %減)。平均専有面積は 65.7 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から +14.3 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 27.8 年 → 2021年 20.8 年、-25.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 6.5 分 → 2021年 5.8 分、-10.3 %と減少)
京都駅 66.0 万/㎡(昨年同期比 -18.9 %)
京都駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は66.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて -18.9%( -15.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +8件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 11.0年(昨年 12.8年から -14.1 %減)。平均専有面積は 45.5 ㎡ (昨年 42.5 ㎡から +7.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 12.8 年 → 2021年 11.0 年、-14.1 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 9.5 分 → 2021年 8.4 分、-11.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示