【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年4月〜12月期の叡山電鉄鞍馬線 (宝ケ池駅~二軒茶屋駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +9.6%( +3.3万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.5年(昨年 31.7年から -0.6 %減)。平均専有面積は 79.0 ㎡ (昨年 73.0 ㎡から +8.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。宝ケ池駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは宝ケ池駅で昨年に比べ -11.7 %、単価は 38.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(八幡前駅)は +1.7 %(単価 +0.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(宝ケ池駅)は -11.7 %(単価 -5.0 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 80.0 % → 2023年 100.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宝ケ池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -11.7%( -5.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八幡前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +1.7%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
叡山電鉄鞍馬線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
宝ケ池駅 | 38.1万/㎡ (31.9年/79.4㎡) | 43.1万/㎡ (26.9年/80.0㎡) | - |
八幡前駅 | 36.0万/㎡ (28.5年/75.0㎡) | 35.4万/㎡ (27.5年/65.0㎡) | 36.0万/㎡ (26.8年/62.5㎡) |
岩倉駅 | - | 8.0万/㎡ (50.3年/60.0㎡) | 8.8万/㎡ (49.8年/60.0㎡) |
二軒茶屋駅 | - | - | 24.6万/㎡ (21.3年/73.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
八幡前駅 36.0 万/㎡(昨年同期比 +1.7 %)
八幡前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +1.7%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 28.5年(昨年 27.5年から +3.6 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
宝ケ池駅 38.1 万/㎡(昨年同期比 -11.7 %)
宝ケ池駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -11.7%( -5.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +6件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.9年(昨年 26.9年から +18.3 %増)。平均専有面積は 79.4 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から -0.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 26.9 年 → 2023年 31.9 年、+18.3 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 1.3 分 → 2023年 2.1 分、+58.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 77.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示