【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期のJR関西本線 (桑名駅~河曲駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +47.3%( +9.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +57.1%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.9年(昨年 28.1年から -22.1 %減)。平均専有面積は 79.1 ㎡ (昨年 73.6 ㎡から +7.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。桑名駅、四日市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは四日市駅で昨年に比べ +76.8 %、単価は 15.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(四日市駅)は +76.8 %(単価 +6.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(桑名駅)は +59.8 %(単価 +12.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 28.1 年 → 2021年 21.9 年、-22.1 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 27.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 6.1 分 → 2021年 6.8 分、+11.0 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 18.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +59.8%( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +76.8%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR関西本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 32.4万/㎡ (18.7年/80.6㎡) | 20.3万/㎡ (29.0年/76.2㎡) | 16.4万/㎡ (27.3年/70.0㎡) |
富田駅 | - | 27.5万/㎡ (15.3年/80.0㎡) | - |
富田浜駅 | 8.0万/㎡ (41.3年/75.0㎡) | - | - |
四日市駅 | 15.7万/㎡ (31.3年/70.0㎡) | 8.9万/㎡ (34.3年/45.0㎡) | 20.0万/㎡ (28.3年/60.0㎡) |
南四日市駅 | - | 18.8万/㎡ (31.3年/85.0㎡) | - |
河曲駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
四日市駅 15.7 万/㎡(昨年同期比 +76.8 %)
四日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +76.8%( +6.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 31.3年(昨年 34.3年から -8.8 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 45.0 ㎡から +55.6 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 10.0 分、+66.7 %と大きく増加)
桑名駅 32.4 万/㎡(昨年同期比 +59.8 %)
桑名駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +59.8%( +12.1万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +125.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 29.0年から -35.5 %減)。平均専有面積は 80.6 ㎡ (昨年 76.2 ㎡から +5.6 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 29.0 年 → 2021年 18.7 年、-35.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 75.0 % → 2021年 44.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 6.7 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 11.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示