【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期のJR鹿児島本線 (荒尾駅～八代駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -30.2％( -11.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2024年)に比べて -62.8％( -27件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 16.8年から +57.6 ％増)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 68.4 ㎡から +2.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(熊本駅)は -29.6 ％(単価 -11.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(上熊本駅)は -31.1 ％(単価 -11.3 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 16.8 年 → 2025年 26.5 年、+57.6 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.1 ％ → 2025年 61.5 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 2.8 ％ → 2025年 7.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -29.6％( -11.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -63.3％( -19件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -31.1％( -11.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| JR鹿児島本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 荒尾駅 | 3.7万/㎡ (44.3年/75.0㎡) | - | - |
| 南荒尾駅 | - | 21.3万/㎡ (17.3年/75.0㎡) | - |
| 玉名駅 | - | - | - |
| 西里駅 | - | - | - |
| 崇城大学前駅 | - | 23.1万/㎡ (32.3年/65.0㎡) | - |
| 上熊本駅 | 25.1万/㎡ (32.3年/85.0㎡) | 36.4万/㎡ (11.8年/75.5㎡) | 23.2万/㎡ (14.6年/49.3㎡) |
| 熊本駅 | 27.1万/㎡ (23.3年/66.8㎡) | 38.5万/㎡ (17.8年/65.7㎡) | 32.4万/㎡ (21.3年/66.9㎡) |
| 西熊本駅 | 43.8万/㎡ (0年/80.0㎡) | - | - |
| 川尻駅 | - | 16.0万/㎡ (29.3年/75.0㎡) | 15.6万/㎡ (28.3年/90.0㎡) |
| 宇土駅 | - | - | 16.2万/㎡ (28.3年/80.0㎡) |
| 八代駅 | 14.5万/㎡ (35.3年/60.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熊本駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 -29.6 ％)
熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -29.6％( -11.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2024年)に比べて -63.3％( -19件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 17.8年から +30.8 ％増)。平均専有面積は 66.8 ㎡ (昨年 65.7 ㎡から +1.8 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 17.8 年 → 2025年 23.3 年、+30.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 39.1 ％ → 2025年 60.0 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 26.1 ％ → 2025年 10.0 ％)
上熊本駅 25.1 万/㎡(昨年同期比 -31.1 ％)
上熊本駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2024年)に比べて -31.1％( -11.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -8件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.3年(昨年 11.8年から +174.4 ％増)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 75.5 ㎡から +12.6 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 11.8 年 → 2025年 32.3 年、+174.4 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 10.4 分 → 2025年 25.0 分、+140.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示