【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年4月〜6月期の神戸高速神鉄線 (新開地駅~湊川駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は51.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +0.3%( +0.2万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -14.3%( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.2年(昨年 17.2年から +17.4 %増)。平均専有面積は 47.2 ㎡ (昨年 45.2 ㎡から +4.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。新開地駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新開地駅で昨年に比べ +10.2 %、単価は 56.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(新開地駅)は +10.2 %(単価 +5.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新開地駅)は +10.2 %(単価 +5.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 5.4 分 → 2025年 4.8 分、-10.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 52.4 % → 2025年 61.1 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 35.0 % → 2025年 27.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 17.2 年 → 2025年 20.2 年、+17.4 %と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 5.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新開地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +10.2%( +5.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -28.6%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新開地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +10.2%( +5.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -28.6%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 神戸高速神鉄線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新開地駅 | 56.6万/㎡ (16.7年/42.7㎡) | 51.4万/㎡ (17.2年/45.2㎡) | 53.7万/㎡ (17.6年/40.9㎡) |
| 湊川駅 | 26.3万/㎡ (37.3年/70.0㎡) | - | 23.8万/㎡ (28.3年/80.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
新開地駅 56.6 万/㎡(昨年同期比 +10.2 %)
新開地駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は56.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +10.2%( +5.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2024年)に比べて -28.6%( -6件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.7年(昨年 17.2年から -2.5 %減)。平均専有面積は 42.7 ㎡ (昨年 45.2 ㎡から -5.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 5.4 分 → 2025年 4.3 分、-19.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 52.4 % → 2025年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 14.3 % → 2025年 6.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示