【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR日豊本線 (財部駅～鹿児島中央駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.8万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -19.0％( -4.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 37 件(１年前(2024年)に比べて -68.6％( -81件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 135.6 坪 (昨年 106.8 坪から +26.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。国分駅、加治木駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは隼人駅で昨年に比べ -52.9 ％、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(鹿児島駅)は +1.1 ％(坪単価 +0.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(隼人駅)は -52.9 ％(坪単価 -3.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 32.8 分 → 2025年 43.1 分、+31.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 5.1 ％ → 2025年 2.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鹿児島中央駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -48.0％( -30.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(１年前(2024年)に比べて -53.8％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった隼人駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -52.9％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR日豊本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 財部駅 | - | 2.5万/坪 (194坪) | 2.5万/坪 (122坪) |
| 北俣駅 | - | - | - |
| 大隅大川原駅 | - | - | - |
| 北永野田駅 | - | - | - |
| 霧島神宮駅 | - | - | 0.7万/坪 (66.6坪) |
| 国分駅 | 5.4万/坪 (92.3坪) | 6.7万/坪 (119坪) | 7.1万/坪 (105坪) |
| 隼人駅 | 3.3万/坪 (143坪) | 7.1万/坪 (114坪) | 6.9万/坪 (89.5坪) |
| 加治木駅 | 4.0万/坪 (91.3坪) | 4.8万/坪 (139坪) | 7.7万/坪 (103坪) |
| 錦江駅 | 8.4万/坪 (225坪) | - | 7.1万/坪 (142坪) |
| 帖佐駅 | - | 7.7万/坪 (140坪) | 6.5万/坪 (146坪) |
| 姶良駅 | - | 8.6万/坪 (122坪) | 10.8万/坪 (115坪) |
| 重富駅 | - | 8.4万/坪 (139坪) | 4.9万/坪 (130坪) |
| 竜ケ水駅 | - | 55.7万/坪 (28.7坪) | - |
| 鹿児島駅 | 16.6万/坪 (169坪) | 16.4万/坪 (105坪) | 26.4万/坪 (58.3坪) |
| 鹿児島中央駅 | 33.3万/坪 (93.4坪) | 64.1万/坪 (54.1坪) | 50.9万/坪 (51.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鹿児島駅 16.6 万/坪(昨年同期比 +1.1 ％)
鹿児島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1.1％( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2024年)に比べて -58.3％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 168.6 坪 (昨年 104.9 坪から +60.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 57.4 分 → 2025年 67.0 分、+16.7 ％と増加)
隼人駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -52.9 ％)
隼人駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -52.9％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 143.4 坪 (昨年 113.9 坪から +25.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.6 分 → 2025年 22.4 分、+53.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示