【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の近鉄けいはんな線 (長田駅~新石切駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.7万円/坪(26.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +9.8%( +7.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -82.4%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.0 坪 (昨年 121.7 坪から -1.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。荒本駅、吉田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは荒本駅で昨年に比べ +56.1 %、坪単価は 94.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(荒本駅)は +56.1 %(坪単価 +33.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(長田駅)は -50.6 %(坪単価 -95.3 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった荒本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.5万円/坪(28.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +56.1%( +33.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった吉田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.7万円/坪(22.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +31.4%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄けいはんな線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 長田駅 | 93.1万/坪 (81.7坪) | 188万/坪 (133坪) | 58.3万/坪 (514坪) |
| 荒本駅 | 94.5万/坪 (233坪) | 60.5万/坪 (147坪) | 23.8万/坪 (260坪) |
| 吉田駅 | 72.7万/坪 (45.4坪) | 55.3万/坪 (183坪) | 48.3万/坪 (237坪) |
| 新石切駅 | - | 57.3万/坪 (49.9坪) | 70.0万/坪 (87.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
荒本駅 94.5 万/坪(昨年同期比 +56.1 %)
荒本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.5万円/坪(28.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +56.1%( +33.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 232.9 坪 (昨年 147.5 坪から +57.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 7.5 分 → 2025年 18.0 分、+140.0 %と大きく増加)
長田駅 93.1 万/坪(昨年同期比 -50.6 %)
長田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.1万円/坪(28.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -50.6%( -95.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 132.6 坪から -38.4 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示