【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期のJR水戸線 (小田林駅～友部駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +14.6％( +0.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 21 件(１年前(2024年)に比べて -54.3％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 117.4 坪 (昨年 152.3 坪から -22.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。結城駅、川島駅、笠間駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽黒駅で昨年に比べ +1117.4 ％、坪単価は 4.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(羽黒駅、下館駅)は +638.6 ％(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(友部駅、岩瀬駅)は -97.1 ％(坪単価 -6.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.3 ％ → 2025年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった下館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +159.8％( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岩瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -96.8％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR水戸線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小田林駅 | - | 2.3万/坪 (151坪) | 0.8万/坪 (121坪) |
| 結城駅 | 11.8万/坪 (74.1坪) | 7.1万/坪 (133坪) | 7.6万/坪 (120坪) |
| 東結城駅 | 5.0万/坪 (99.8坪) | - | - |
| 川島駅 | 4.0万/坪 (61.0坪) | 2.3万/坪 (287坪) | 3.8万/坪 (105坪) |
| 玉戸駅 | - | - | 6.7万/坪 (139坪) |
| 下館駅 | 14.3万/坪 (239坪) | 5.5万/坪 (135坪) | 3.8万/坪 (88.7坪) |
| 新治駅 | 2.0万/坪 (299坪) | 6.2万/坪 (514坪) | 2.6万/坪 (122坪) |
| 大和駅 | - | 2.1万/坪 (168坪) | 1.3万/坪 (166坪) |
| 岩瀬駅 | 0.09万/坪 (287坪) | 2.7万/坪 (94.1坪) | 2.4万/坪 (172坪) |
| 羽黒駅 | 4.0万/坪 (34.8坪) | 0.3万/坪 (75.6坪) | 1.7万/坪 (206坪) |
| 福原駅 | - | - | - |
| 稲田駅 | - | - | - |
| 笠間駅 | 6.4万/坪 (81.7坪) | 4.3万/坪 (101坪) | 5.7万/坪 (52.4坪) |
| 宍戸駅 | - | 1.9万/坪 (171坪) | - |
| 友部駅 | 0.25万/坪 (104坪) | 9.8万/坪 (82.4坪) | 7.9万/坪 (139坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽黒駅 4.0 万/坪(昨年同期比 +1117.4 ％)
羽黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +1117.4％( +3.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 75.6 坪から -54.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 30.0 分 → 2025年 8.0 分、-73.3 ％と大きく減少)
下館駅 14.3 万/坪(昨年同期比 +159.8 ％)
下館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +159.8％( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 239.0 坪 (昨年 135.3 坪から +76.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 36.6 分 → 2025年 18.0 分、-50.8 ％と大きく減少)
友部駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -97.4 ％)
友部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.25万円/坪(0.08万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -97.4％( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 103.9 坪 (昨年 82.4 坪から +26.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 20.8 分 → 2025年 65.0 分、+212.0 ％と大きく増加)
岩瀬駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -96.8 ％)
岩瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -96.8％( -2.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 287.4 坪 (昨年 94.1 坪から +205.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 33.8 分 → 2025年 30.0 分、-11.2 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示