【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年10月〜12月期の東北新幹線 (新白河駅～福島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +43.7％( +5.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(１年前(2023年)に比べて -88.7％( -126件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 153.4 坪 (昨年 147.8 坪から +3.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。郡山駅、福島駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは福島駅で昨年に比べ +85.8 ％、坪単価は 20.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(福島駅)は +85.8 ％(坪単価 +9.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新白河駅)は -15.1 ％(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 48.7 分 → 2024年 36.2 分、-25.6 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった郡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.9万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +44.0％( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -95.5％( -63件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -15.1％( -1.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東北新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新白河駅 | 9.0万/坪 (124坪) | 10.6万/坪 (141坪) | 8.5万/坪 (146坪) |
| 郡山駅 | 22.9万/坪 (213坪) | 15.9万/坪 (122坪) | 15.0万/坪 (107坪) |
| 福島駅 | 20.4万/坪 (141坪) | 11.0万/坪 (179坪) | 20.6万/坪 (116坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
福島駅 20.4 万/坪(昨年同期比 +85.8 ％)
福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.4万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +85.8％( +9.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -83.8％( -57件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 141.4 坪 (昨年 178.9 坪から -21.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 49.6 分 → 2024年 34.7 分、-30.0 ％と大きく減少)
新白河駅 9.0 万/坪(昨年同期比 -15.1 ％)
新白河駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -15.1％( -1.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 140.9 坪から -12.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 34.1 分 → 2024年 24.0 分、-29.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示