【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年4月〜6月期の秋田新幹線 (田沢湖駅~秋田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +17.3%( +2.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2024年)に比べて -75.8%( -50件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 112.6 坪から -6.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。角館駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは角館駅で昨年に比べ +80.2 %、坪単価は 9.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(角館駅)は +80.2 %(坪単価 +4.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大曲駅)は -84.9 %(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 29.4 分 → 2025年 23.2 分、-20.9 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.5 % → 2025年 6.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった秋田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +3.5%( +0.5万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2024年)に比べて -68.9%( -31件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大曲駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -84.9%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.8%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 秋田新幹線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 田沢湖駅 | - | 1.6万/坪 (254坪) | - |
| 角館駅 | 9.9万/坪 (75.6坪) | 5.5万/坪 (79.7坪) | 4.1万/坪 (54.5坪) |
| 大曲駅 | 1.1万/坪 (90.8坪) | 7.3万/坪 (110坪) | 5.6万/坪 (122坪) |
| 秋田駅 | 16.0万/坪 (109坪) | 15.4万/坪 (109坪) | 14.7万/坪 (105坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
角館駅 9.9 万/坪(昨年同期比 +80.2 %)
角館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.9万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +80.2%( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 79.7 坪から -5.1 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 11.7 分 → 2025年 3.0 分、-74.3 %と大きく減少)
大曲駅 1.1 万/坪(昨年同期比 -84.9 %)
大曲駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -84.9%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -93.8%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 109.7 坪から -17.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 16.6 分 → 2025年 30.0 分、+80.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示