【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR信越本線 (篠ノ井駅～長野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.6万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +5.1％( +0.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(１年前(2024年)に比べて -90.8％( -187件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 113.7 坪 (昨年 106.3 坪から +6.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。安茂里駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは安茂里駅で昨年に比べ +35.0 ％、坪単価は 19.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(安茂里駅)は +35.0 ％(坪単価 +5.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(川中島駅)は -14.4 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった安茂里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +35.0％( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -91.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった今井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -9.5％( -1.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -92.6％( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR信越本線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 篠ノ井駅 | 15.4万/坪 (132坪) | 13.4万/坪 (102坪) | 12.6万/坪 (121坪) |
| 今井駅 | 12.7万/坪 (133坪) | 14.0万/坪 (114坪) | 17.1万/坪 (126坪) |
| 川中島駅 | 15.2万/坪 (194坪) | 17.8万/坪 (78.2坪) | 13.5万/坪 (120坪) |
| 安茂里駅 | 19.3万/坪 (72.6坪) | 14.3万/坪 (78.4坪) | 20.0万/坪 (128坪) |
| 長野駅 | 17.9万/坪 (90.6坪) | 17.0万/坪 (122坪) | 16.0万/坪 (107坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
安茂里駅 19.3 万/坪(昨年同期比 +35.0 ％)
安茂里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +35.0％( +5.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -91.7％( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 78.4 坪から -7.4 ％減)。
川中島駅 15.2 万/坪(昨年同期比 -14.4 ％)
川中島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.2万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -14.4％( -2.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -94.3％( -33件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 194.4 坪 (昨年 78.2 坪から +148.5 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 30.5 分 → 2025年 37.0 分、+21.3 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示