
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期のJR御殿場線 (国府津駅~谷峨駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.0万円/坪(4.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -27.5%( -6.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2024年)に比べて -86.2%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 103.3 坪から -45.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。上大井駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東山北駅で昨年に比べ +582.6 %、坪単価は 14.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(東山北駅)は +582.6 %(坪単価 +11.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(国府津駅)は -62.7 %(坪単価 -20.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 15.1 分 → 2025年 13.0 分、-13.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 13.8 % → 2025年 25.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上大井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.9万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +56.6%( +8.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった国府津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -62.7%( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -88.9%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR御殿場線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国府津駅 | 12.0万/坪 (99.8坪) | 32.2万/坪 (135坪) | 19.2万/坪 (168坪) |
下曽我駅 | - | 20.6万/坪 (129坪) | 21.5万/坪 (87.2坪) |
上大井駅 | 23.9万/坪 (54.5坪) | 15.2万/坪 (74.6坪) | 8.0万/坪 (115坪) |
相模金子駅 | - | 21.0万/坪 (59.2坪) | 15.4万/坪 (67.1坪) |
松田駅 | - | 22.1万/坪 (70.3坪) | 18.5万/坪 (202坪) |
東山北駅 | 14.0万/坪 (36.3坪) | 2.1万/坪 (132坪) | 6.3万/坪 (59.0坪) |
山北駅 | - | 4.9万/坪 (93.8坪) | 11.7万/坪 (96.0坪) |
谷峨駅 | - | - | 3.8万/坪 (40.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東山北駅 14.0 万/坪(昨年同期比 +582.6 %)
東山北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.0万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて +582.6%( +11.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 131.6 坪から -72.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 17.0 分 → 2025年 8.5 分、-50.0 %と大きく減少)
国府津駅 12.0 万/坪(昨年同期比 -62.7 %)
国府津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2024年)に比べて -62.7%( -20.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -88.9%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 134.9 坪から -26.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 18.1 分 → 2025年 30.0 分、+65.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示