【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜6月期の東京メトロ東西線 (浦安駅～西船橋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 151万円/坪(45.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +32.6％( +37.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2024年)に比べて -63.2％( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 72.1 坪から +8.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。南行徳駅、行徳駅、原木中山駅、西船橋駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西船橋駅で昨年に比べ +65.6 ％、坪単価は 150 万円/坪となった。
上位 2 駅(西船橋駅、原木中山駅)は +56.6 ％(坪単価 +43.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(妙典駅、浦安駅)は -0.4 ％(坪単価 -1.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2024年 15.8 ％ → 2025年 14.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南行徳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 162万円/坪(49.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +38.2％( +44.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった原木中山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.6万円/坪(26.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +47.6％( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ東西線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 浦安駅 | 161万/坪 (47.6坪) | 143万/坪 (54.5坪) | 165万/坪 (45.2坪) |
| 南行徳駅 | 162万/坪 (71.1坪) | 117万/坪 (46.2坪) | 125万/坪 (44.5坪) |
| 行徳駅 | 155万/坪 (82.4坪) | 123万/坪 (110坪) | 228万/坪 (70.9坪) |
| 妙典駅 | 135万/坪 (34.8坪) | 156万/坪 (56.7坪) | 153万/坪 (69.8坪) |
| 原木中山駅 | 87.6万/坪 (60.5坪) | 59.4万/坪 (113坪) | 80.7万/坪 (102坪) |
| 西船橋駅 | 150万/坪 (167坪) | 90.8万/坪 (71.4坪) | 80.5万/坪 (74.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西船橋駅 150.3 万/坪(昨年同期比 +65.6 ％)
西船橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 150万円/坪(45.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +65.6％( +59.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2024年)に比べて -77.8％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 167.1 坪 (昨年 71.4 坪から +134.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.2 ％ → 2025年 50.0 ％)
原木中山駅 87.6 万/坪(昨年同期比 +47.6 ％)
原木中山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.6万円/坪(26.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +47.6％( +28.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 112.8 坪から -46.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 8.8 分 → 2025年 6.0 分、-31.8 ％と大きく減少)
妙典駅 135.1 万/坪(昨年同期比 -13.4 ％)
妙典駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(40.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -13.4％( -20.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 56.7 坪から -38.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 9.2 分 → 2025年 13.0 分、+40.5 ％と大きく増加)
浦安駅 161.4 万/坪(昨年同期比 +12.6 ％)
浦安駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 161万円/坪(48.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +12.6％( +18.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 54.5 坪から -12.5 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示