【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のくま川鉄道線 (人吉温泉駅～湯前駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.9万円/坪(6.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +147.4％( +13.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2024年)に比べて -30.8％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 45.2年から -13.6 ％減)。平均土地面積は 159.3 坪 (昨年 198.7 坪から -19.8 ％減)。平均建物面積は 32.9 坪 (昨年 63.3 坪から -47.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。多良木駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは多良木駅で昨年に比べ +78.9 ％、坪単価は 7.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(多良木駅)は +78.9 ％(坪単価 +3.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(湯前駅)は -74.2 ％(坪単価 -9.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 45.2 年 → 2025年 39.0 年、-13.6 ％と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2024年 22.4 分 → 2025年 19.1 分、-14.6 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 44.4 ％ → 2025年 37.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 55.6 ％ → 2025年 62.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった多良木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +78.9％( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった湯前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -74.2％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| くま川鉄道線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 人吉温泉駅 | - | - | - |
| 相良藩願成寺駅 | 30.1万/坪 (33.9年/140坪) | - | - |
| 川村駅 | 6.3万/坪 (52.3年/172坪) | - | - |
| 肥後西村駅 | - | 3.2万/坪 (47.3年/274坪) | 48.2万/坪 (17.6年/104坪) |
| 一武駅 | - | 1.0万/坪 (49.3年/93.8坪) | 10.3万/坪 (30.3年/59.0坪) |
| 木上駅 | - | - | - |
| おかどめ幸福駅 | - | - | - |
| あさぎり駅 | - | 16.6万/坪 (48.5年/231坪) | - |
| 東免田駅 | - | - | - |
| 公立病院前駅 | - | - | - |
| 多良木駅 | 7.3万/坪 (70.3年/87.7坪) | 4.1万/坪 (29.3年/59.0坪) | 16.2万/坪 (38.3年/107坪) |
| 東多良木駅 | - | - | - |
| 新鶴羽駅 | - | - | - |
| 湯前駅 | 3.2万/坪 (20.3年/333坪) | 12.4万/坪 (39.3年/191坪) | 17.6万/坪 (42.8年/142坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
多良木駅 7.3 万/坪(昨年同期比 +78.9 ％)
多良木駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.3万円/坪(2.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +78.9％( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 70.3年(昨年 29.3年から +140.1 ％増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 59.0 坪から +48.7 ％増)。平均建物面積は 13.6 坪 (昨年 108.1 坪から -87.4 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 29.3 年 → 2025年 70.3 年、+140.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2024年 10.0 分 → 2025年 11.0 分、+10.0 ％と増加)
湯前駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -74.2 ％)
湯前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -74.2％( -9.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.3年(昨年 39.3年から -48.4 ％減)。平均土地面積は 332.8 坪 (昨年 190.6 坪から +74.6 ％増)。平均建物面積は 84.7 坪 (昨年 46.9 坪から +80.6 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 39.3 年 → 2025年 20.3 年、-48.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2024年 100.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示