【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR肥薩線 (八代駅～矢岳駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.6万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +11.9％( +3.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 21 件(１年前(2024年)に比べて -4.5％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均築年数は 42.7年(昨年 39.7年から +7.6 ％増)。平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 125.7 坪から -29.5 ％減)。平均建物面積は 47.8 坪 (昨年 74.9 坪から -36.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。八代駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは八代駅で昨年に比べ +7.9 ％、坪単価は 32.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(八代駅)は +7.9 ％(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(人吉駅)は -12.5 ％(坪単価 -5.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 28.2 分 → 2025年 24.5 分、-13.0 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2024年 30.0 ％ → 2025年 25.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 60.0 ％ → 2025年 65.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.7万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -12.5％( -5.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +7.9％( +2.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(前年比変わらず)。
| JR肥薩線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八代駅 | 32.2万/坪 (42.9年/88.8坪) | 29.9万/坪 (39.7年/130坪) | 36.4万/坪 (40.1年/105坪) |
| 段駅 | - | - | - |
| 坂本駅 | - | - | - |
| 葉木駅 | - | - | - |
| 鎌瀬駅 | - | - | - |
| 白石駅 | - | - | - |
| 球泉洞駅 | - | - | - |
| 一勝地駅 | - | - | - |
| 那良口駅 | - | - | - |
| 渡駅 | - | - | - |
| 西人吉駅 | - | 15.6万/坪 (47.8年/90.8坪) | - |
| 人吉駅 | 41.7万/坪 (41.6年/87.7坪) | 47.6万/坪 (31.3年/119坪) | - |
| 大畑駅 | - | - | - |
| 矢岳駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八代駅 32.2 万/坪(昨年同期比 +7.9 ％)
八代駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.2万円/坪(9.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて +7.9％( +2.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 18 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 42.9年(昨年 39.7年から +7.9 ％増)。平均土地面積は 88.8 坪 (昨年 130.2 坪から -31.8 ％減)。平均建物面積は 47.1 坪 (昨年 80.0 坪から -41.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 30.9 分 → 2025年 25.3 分、-18.1 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 37.5 ％ → 2025年 23.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 56.2 ％ → 2025年 64.7 ％)
人吉駅 41.7 万/坪(昨年同期比 -12.5 ％)
人吉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.7万円/坪(12.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -12.5％( -5.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2024年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 41.6年(昨年 31.3年から +33.1 ％増)。平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 119.5 坪から -26.6 ％減)。平均建物面積は 51.9 坪 (昨年 37.8 坪から +37.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 24.0 分 → 2025年 19.7 分、-18.1 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 31.3 年 → 2025年 41.6 年、+33.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示